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グロージャンの感情的な無線は「改善したが治せるものではない」とハースF1代表

2017年12月8日

 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、2018年は無線での交信の際に、ロマン・グロージャンが冷静で穏やかになることを心から望んでいる。


 しかしながらシュタイナーは、その願いが叶いそうにないことを認めた。


 グロージャンがマシンのハンドリングに不満を爆発させ、愚痴を言う場面が流れることは、2017年のテレビ放送では日常茶飯事であった。10月のアメリカGPの頃には、グロージャンの長広舌に対するシュタイナーの反応は「黙れ!」という簡潔なものになっていた。


「オースティンでの彼はしゃべりすぎた。こちらは彼の言葉を聞いていると伝え、君が話し続けると我々が話しかけられないと言ったんだ」とシュタイナーは説明し、以下のように続けた。


「無線で四六時中しゃべり続けたら、どうやって我々が指示を出せる? 誰かが彼を止めなければならなくて、それは大抵は私の役目なんだ」


 チーム無線でのやりとりという証拠はあるものの、チームとグロージャンの間に真の摩擦があるわけではないとシュタイナーは主張する。また彼は、グロージャンがフラストレーションを発散するための良い方法を見つけていたと感じている。


「きちんと数えてはいないが、回数は減ったと思う。彼は冷静になってきて、不満を爆発させることが役に立たないと気づいたのだろう」


「善かれ悪しかれ、単に役に立たないのだということをね。それならば、建設的なやり方をしたほうがいいに決まっている」


「いまだに怒りを爆発させることもあるが、いつもは短いんだ。オースティンは不運な日だった。あんなことはあまりない」


 シュタイナーはグロージャンの激しい気性について、できることは何もないと感じており、抑えることは諦めたという。


「抑えようと努めたところで性格を直すことはできない。このことで話をすることはあるが、変えようとしているのではない。それよりも何が彼の役に立つと思うのかについて話している」


「彼は落ち着いてきたが、まだ波がある。それを変えるつもりはないよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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