F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1のシャークフィンは2018年も継続の方向へ。Tウイングは廃止の可能性が濃厚

2017年9月19日

 シャークフィンについては今季序盤から廃止を推す意見が多く見られていたが、F1マシンは2018年シーズンも、この空力パーツを維持することになりそうだ。


 論争の的となっているこのフィンはエンジンカバー部分にマウントされており、登場当初からTウイングとともにファンからの批判を浴びてきた。そのため、FIAやチームは2018年はこれを撤廃すると見られていた。


 ところが、今週始めに開催されたテクニカルレギュレーションに関する会合の後、全員が意見をひるがえしつつあるという。


 会合ではチームがフィンの撤廃についての懸念を表明。ボディワークを維持しつつ、FIAが指定するサイズでのゼッケンの表示も行うとなると、スポンサーのためのスペースが制限されるというのが理由だ。ドライバーを特定を容易にするためにも、シャークフィンは継続となる模様だ。


 フォース・インディアのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンは、以下のように述べている。


「シャークフィンはこれからも使うことになりそうだ。彼らはエンジンカバーのシャークフィンを復活させるために(レギュレーションの)文言を変更することを検討している。驚いたことに、チームはスポンサーのスペースがなくなってしまうことに気がついたんだ」


「次回のストラテジーグループで審議され、エンジンカバーは復活することになるだろう」


 F1はシャークフィンに関しての意見を一転させているが、Tウイングについては来季の撤廃が予想されている。メインとなるリアウイングの下側に位置する、“モンキーシート”と呼ばれる部品は、小型ウイングとなり得るからだ。


 FIAは、こうした小さくとも有益なデバイスを中心とした開発競争を阻止したいと考えている。一方でチーム側は、複雑なエンジンモードから得られる排気を小型ウイングを通して活用したいと考えている。


「FIAはチームがエンジンモードを利用してウイングを活用することを恐れているのだと思う。彼らはずっと、こういったことに反対してきたんだ」とグリーンは言う。


「彼らはその抜け道を確実にふさぎたいとしており、それには全員が同意した。これについては、そうした方向性に進むことも、FIAがすべてのエンジンマップを再度チェックするようなことも望まないということで、全チームの意見が一致している」


「どちらかというと、我々は(小型ウイングに)反対なんだ。FIAは安心できただろうね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Akane Kofuji)


レース

11/1(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/3(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/3(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン393
2位ランド・ノリス331
3位シャルル・ルクレール307
4位オスカー・ピアストリ262
5位カルロス・サインツ244
6位ジョージ・ラッセル192
7位ルイス・ハミルトン190
8位セルジオ・ペレス151
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム593
2位スクーデリア・フェラーリ557
3位オラクル・レッドブル・レーシング544
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム382
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位BWTアルピーヌF1チーム49
7位マネーグラム・ハースF1チーム46
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム44
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号