F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

エリクソン、F1モナコGPでのクラッシュは「ブレーキの問題とタイヤの冷え」が原因と説明

2017年5月31日

 ザウバーF1チームのマーカス・エリクソンは、F1モナコGPでセーフティカー先導中に起きたクラッシュの原因は、ブレーキの問題と冷えたタイヤにあると語った。


 エリクソンは、チームメイトであるパスカル・ウェーレインが60周目でジェンソン・バトンと接触してセーフティカーが導入された際、1周遅れで走行していた。


 セーフティカーに追い付いたエリクソンは、4周後に列の最後尾に再合流するよう指示を受けたが、これを追い越そうとしたサンデボーテでクラッシュしてしまった。エリクソンは、このときのことを次のように話している。


「ブレーキに問題を抱えていた。セーフティカー導入前に、ブレーキはかなりオーバーヒートしていた。そしてセーフティカーが入ってすごくスローになると、さらに熱をもつようになった」


「ブレーキペダルの感触がどんどん悪くなっていって、使えなくなってしまったんだ。セーフティカーを追い越すよう連絡を受けたときには、ブレーキがあまり利かなくなっていたし、タイヤも冷え切っていた」


「さらにターン1でセーフティカーを追い越そうとしたことが重なって、マシンを止められなくなり、コーナーを曲がり切れなかった。スローモーションのようだった」


 エリクソンは、今シーズン仕様のピレリタイヤを温めようとしたことで問題が悪化したとしている。


「今季はこの問題に少し悩まされている。タイヤが保守的な作りになっているんだ。この週末は、スピードを少し落とすたびにタイヤの温度が大きく下がっていった。だからタイヤの温度を維持するために、かなりうまくブレーキを使わなければいけなかったんだ」


「(最後の)3周か4周はブレーキがほとんど使えなかったよ。タイヤの熱が完全に失われてしまっていた。つまり、今回の件はブレーキの問題とタイヤが冷えすぎていたことの両方が原因で起きたことになる」


 エリクソンとウェーレインは、それぞれ16番手と18番手を走行中にリタイアしている。前戦スペインGPで、2017年シーズン初のポイントを獲得したザウバーにとっては悲惨な結果となった。エリクソンは次のように付け加えている。


「中団グループの下位では1周あたり約1秒遅くなっていたので、僕たちにとっては厳しい状況だった。レース中のペースはもう少し良かったんだが、これについて何かをできる状態ではなかった」


「レース中にできることはやった。うまくいっていたとは思うが、良い形で終われなかった」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン255
2位ランド・ノリス171
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ146
5位オスカー・ピアストリ124
6位セルジオ・ペレス118
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン110
9位フェルナンド・アロンソ45
10位ランス・ストロール23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング373
2位スクーデリア・フェラーリ302
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム295
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム221
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム31
7位マネーグラム・ハースF1チーム27
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング4
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号