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マクラーレン・ホンダ甘口コラム スペイン編:PUの大きなステップアップで戦える態勢に
2017年5月22日
マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回は第5戦スペインGPを、ふたつの視点でジャッジ。
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ホンダにとって、F1スペインGPはさまざまな収穫を得たグランプリだった。
ひとつはパワーユニットをアップデートしたことだ。ホンダはすでに複数のエンジンを投入しているため、スペインGPでの改良はエンジン本体ではなく、これまで使用してきたエンジンはそのままに、吸気系とイグニッションに改良されたものを採用してきた。
吸気系の改良は昨年のイギリスGPでも行なっており、このときはスペック1からスペック2に呼称を変更するほどの改良だった。今回のアップデートもホンダが「スペック2」と呼んでいることを考えれば、開発スピードは昨年よりも早くなっていることがわかる。
しかも、今回の吸気系とイグニッションの改良は「昨年のスペック2よりも大きなステップアップ」(長谷川ホンダF1総責任者)だという。ただし、長谷川総責任者は「今年のステップ1が想定していたよりも性能が高くなかったことから、まだまだライバルとの差が大きく、胸を張るまでには至っていない」と満足はしていない。
このステップアップによって、ホンダのエンジンは出力が上がったが、特に低回転時のパワーを改善され、スムーズにパワーが出るようになった。「これまではNE(エンジン回転数)が9000回転ぐらいになると急激に出力が落ちていて、出力の谷が大きかったので、そこを持ち上げよう」という期待通りの結果を得られた。
また、これに合わせてエンジンのマッピングを調整した結果、テスト時から悩まされていたオシレーション(共振)も改善された。長谷川総責任者によれば、「オシレーションの問題は、データ上、良くなっていることを確認していますし、少なくともストフェルは『まったく問題なかった』と語っていた」という。
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |