最新記事
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第9回】V...
- F1のアンドレッティ参戦拒否に独禁法違反の疑...
- パドック裏話:スクーターのながら運転はケガ...
- 「アロンソにも買ってもらうよ(笑)」F1で提...
- F1、2024年第2四半期の収益を発表。レース数...
- レッドブル社、ホーナー“不適切行為”事件に幕...
- アストンマーティンF1はニューウェイ獲得を目...
- レッドブル、ローソンの去就を9月に発表へ。...
- F1パワートレイン事情:直近レースの表彰台独...
- ルクレール、僚友サインツとの摩擦は「普通の...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】レッドブ...
- F1コラム:自動車業界の変化に合致する2026年...
GP topic:ピレリの今季新型ウエットタイヤ、溝の形状変更を確認
2016年7月18日
スタート直前に降り出した気まぐれなブリティッシュウェザーによって、セーフティーカーが導入する中、スタートが切られたイギリスGP。同じくウエットレースとなったモナコGP後にも今年のピレリのウエットタイヤについて解説したが、イギリスGPではさらに新しい情報が追加された。
今季のピレリのウエットタイヤは第4戦ロシアGPから新しくなっており、レースで実戦投入されたのは、第6戦モナコGPが最初。その後、実際にレースで使用されたのは今回のイギリスGPで2度目の実戦となったのだ。そのイギリスGPではビレリの関係者から、今季のウエットタイヤについて、溝が新しい形状となっていることを聞いた。
これまでピレリのウエットタイヤの溝は、側溝のように四角い形状をしていた。ところが、新しいウエットタイヤはその溝の底が丸みを帯びた形状に変更されているというのだ。
その狙いは、ピレリ関係者によれば「排水のスピードを上げるため」だという。その改良のせいか、大雨が降った直後にスタートが切られたイギリスGPでは、セーフティカー先導によるスタートということもあったが、誰ひとりコースアウトする者もいなかった。トレッドパターンはこれまでと変わっていないようだが、溝の形状変更で排水量が大きく向上し、ハイドロプレーニング現象が起こりづらくなったのだろう。
さらにドライバーによっては、「5周のセーフティカーランは少し長かったね。2周後に再スタートできたと思う」と言うほど、ウエットタイヤのグリップ性能も、それまでのウエットタイヤに比べて向上していたようだ。
新しいウエットタイヤは、これでモナコとシルバーストンということなるキャラクターのコースで使用され、チームは貴重なウエット走行データを蓄積することができた。後半戦には、スパや鈴鹿といった雨が降る可能性が高いグランプリが待っている。今後は各チームのウエットタイヤの使い方にも注目したい。
(Text:Masahiro Owari)
関連ニュース
7/26(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/27(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/28(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 277 |
2位 | ランド・ノリス | 199 |
3位 | シャルル・ルクレール | 177 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 167 |
5位 | カルロス・サインツ | 162 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 150 |
7位 | セルジオ・ペレス | 131 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 116 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 49 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 408 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 366 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 345 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 266 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 73 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第14戦 | ベルギーGP | 7/28 |
第15戦 | オランダGP | 8/25 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |