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ガスリーが順位の入れ替えに激怒したことを受けて、アルピーヌF1はドライバーとのコミュニケーションを見直しへ
2023年9月30日
アルピーヌのモータースポーツ担当副社長兼アルピーヌ経営委員会メンバーであるブルーノ・ファミンは、F1第17戦日本GPの決勝レース終盤にピエール・ガスリーが無線で激怒したことを受け、チームはコミュニケーションの進め方を見直しているところだと述べている。
日本GPの予選において、ガスリーはチームメイトであるエステバン・オコンを上回っていた。オコンはレーススタート時にパンクに見舞われたため、オープニングラップの終盤のセーフティカー導入中にピットストップを強いられたが、レースが終盤に差し掛かる頃、オコンは9番手、ガスリーは10番手を走行しており、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソに追いつこうとしていた。
アルピーヌは、ガスリーのよりフレッシュなタイヤの方がおそらくアロンソを追い抜く可能性が高まると考え、ドライバーたちにポジションを入れ替えるようチームオーダーを出した。しかしガスリーはアロンソを捉えることができず、最終ラップにポジションをオコンに戻すように求められた。この要求について、レース前のチーム戦略やレースプランの一部としてまったく聞かされていなかったガスリーは激怒した。
一方のオコンは、ガスリーが「完全に冗談」と決めつけたポジションの回復は、長年にわたるアルピーヌの標準的な手順であり、方針の一部だと語った。この議論はアルピーヌのコミュニケーションのミスに根ざしていることは明白で、チームのドライバー間の緊張を高めるのではないかと懸念された。しかしファミンは、ガスリーとオコンの間には何の問題も残っていないと主張した。
「ドライバーの間には何の問題もない」とファミンは語った。
「彼らは自身のベストリザルトを出すために戦っていると思うが、これは普通のことで、彼らにはその対価が支払われている。しかし彼らには、チームのベストリザルトを出すための対価も支払われている」
「もちろんレースのストレスの下で多少強い意思表示が行われることもあるかもしれないが、ドライバーたちがともに同じ立場にいることに疑いの余地はない」
「最高のチームリザルトを出すために、我々はたとえ小さくともフェルナンドを捉える可能性があるピエールを、エステバンの前に出した。そうするのは不可能だったので、ポジションを戻すのはまったく普通のことだ」
ファミンには“まったく普通のこと”に見えたことは、ガスリーの観点からは明らかに不明確だった。
「僕が常に前にいたので、また入れ替える必要があるとは言われなかった」と苛立ったガスリーはレース後に主張した。
「チームにとっては9位と10位で同じことだが、僕はまったく予想していないことだったし、理解もしていない」
レース中の無線の書き起こしでは、ガスリーが驚いている部分以外に混乱の形跡は見られないものの、ファミンはおそらくどこかでコミュニケーションに混乱があったと主張した。
しかしこれは、チームが起こりうる出来事について事前にガスリーに適切な説明をしなかったことについての、ファミン側の都合のよい言い訳のように見えた。明らかにそうではなかったが、ガスリーが本当に正しい情報を受け取っていたのか尋ねられたファミンは、「これは完全な透明性を保つためにチェックする必要があるポイントだ」と説得力のない回答をした。
「いつ伝えられたのかわからないので、その点を明確にする必要がある。(無線の)回線があまりよくないので、コミュニケーションに問題が起きることはある」
「もしくは、エンジニアは自分の言ったことがはっきりしていると思っていても、ドライバーは別のことに集中していて理解していないかもしれない。ドライバーがきちんと情報を受け取れていたか確認する必要がある。だがいずれにせよ、この戦略はチームの利益のために行われたのだし、ふたりのドライバーがこのことに同意していることに疑いの余地はまったくない」
「今後のレースで少し違う逆のやり方をしなければならないのなら、彼らはそうするだろう。彼らはそのことをわかっているし、緊張感はない。これはレース運営についてのことだ」
ファミンは最終的に、無線で公になったガスリーの不満や、クールダウンラップ中にコクピット内で見せた怒りのボディランゲージについて、重大なこととは捉えなかった。ファミンは、ガスリーが“他のドライバーたち”と同じように、もう苛立ってはいないと主張した。
「彼らはファイターだ。レース直後に彼らは落胆するが、それは普通のことだ」
「彼のやり方について、何時間でも話し合えるだろう。だが私はこれは副次的なことだったと確信している」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |