ハミルトン、1年半ぶりのポールに感無量。通算104回目も「初めて達成したようにうれしい」メルセデス/F1第12戦
2023年7月23日
2023年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはポールポジションを獲得、ジョージ・ラッセルは18番手だった。
ハミルトンは、Q3での1回目のランではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2番手。最後のランで、フェルスタッペンは自己ベストタイムを更新できなかったが、ハミルトンはフェルスタッペンの暫定ポールタイムを0.003秒破るタイムを記録、逆転でポールを獲得した。
ハミルトンにとっては、2021年12月のサウジアラビアGP以来のポールポジションで、通算104回目。ハミルトンは、マシンを停めた後、感極まった様子だった。ハンガリーで9回目のポールを獲得したハミルトンは、ひとつのサーキットでの最多記録を打ち立てた。なお、メルセデスチームとしては、ラッセルによる2022年ハンガリーGP以来のポールとなった。
メルセデスはQ1最後のランを、セッション終了間際に実施、トラフィックのなか、ハミルトンはなんとかQ2進出を果たしたが、ラッセルは自己ベストタイムをほとんど縮められず、Q1敗退となった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 1番手(1分17秒811:ソフトタイヤ/20周)
予選 1番手(Q1=7番手1分18秒577:ハードタイヤ/Q2=2番手1分17秒427:ミディアムタイヤ/Q3=1番手1分16秒609:ソフトタイヤ)
ポールポジションを獲ることができて最高の気分だよ! チームが懸命に働いてくれた結果だから、心から感謝している。皆で本当に頑張ってきて、ついにポール獲得という素晴らしい結果を出すことができた。まるで初めてポールを獲ったかのように感じる。ここに来るにあたって、トップ争いをすることになるとは予想していなかった。最後のラップをスタートした時、すべての力を出し尽くした。何ひとつ残っていないほどにね。
この18カ月の間、たくさん浮き沈みがあった。ジェットコースターに乗っているような感じだったが、チームのなかで、信じる気持ちを失った者は誰ひとりいなかった。全員で団結して努力し続けたんだ。マシンを正しい方向へと導くことに集中してきた。大変な思いをしてきたし、これからも厳しい状況が続くだろう。それでも今日の結果は、僕たちが正しい道を進んでいるということ、努力し続ければ目標を達成できるのだということを示していると思う。今夜眠れるかな。努力するけどね!
明日、チームとしてベストの戦いをするつもりだ。マックスやランド(・ノリス/マクラーレン)との戦いは難しいものになるだろうけど、何ができるか見ていこう。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 6番手(1分18秒119:ソフトタイヤ/22周)
予選 18番手(Q1=18番手1分19秒027:ハードタイヤ)
今日は速さがあり、マシンの感触が素晴らしかった。でも残念ながら、セッション全体を通して皆と異なるタイミングで走行していた。僕たちのチームは最高だけど、今日のセッションは、自分たちの水準に届かないものだった。最終セクターの終盤、トラフィックがひどくて、ターン1までに0.3秒遅れており、そのラップはうまくいかなくなった。ハードタイヤはうまく機能している。気温が高い時は特にいいんだ。でも僕たちは間違ったタイミングで走行した。
マシンにはQ1を通過するのに十分すぎるほどの速さがあっただけに、がっかりしている。物事を正しく行わないと、その罰を受けるものだ。僕たちは今日、そうして罰を受けた。
一方で、ルイスは素晴らしい仕事をしたね。彼におめでとうと言いたい。
明日はとてつもなく難しいレースになるだろう。でも戦い続けるよ。なんとかポジションを上げていくために頑張るつもりだ。ここはオーバーテイクが難しいコースだけど、ベストを尽くす。
(autosport web)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |