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F1王者メルセデスが技術体制改造。テクニカルディレクターを変更、ジェームズ・アリソンは新役職に就任
2021年4月10日
メルセデス-AMGペトロナスF1チームは、技術部門の体制変更として、2021年7月1日から現テクニカルディレクターのジェームズ・アリソンがチーフテクニカルオフィサー(CTO)に就任、代わってマイク・エリオットがテクニカルディレクターの役割を担うことを発表した。
4月9日、メルセデスは「今後数年に向けた技術部門リーダーシップ体制の進化の次なるステップ」を発表。2017年からテクニカルディレクターを務めてきたアリソンはF1技術部門を日常的に管理する業務から退き、チーフテクニカルオフィサーとして、F1の次なる時代における戦略的課題への対処に力を注いでいくという。
現在F1でダブルタイトルを7連覇中のメルセデスにおいて、アリソンは重大な役割を果たしてきた。彼は今後はチーフテクニカルオフィサーとして、引き続きブラックリーとブリックスワースの両ファクトリーの技術リーダーと緊密に連携し、チームが必要に応じた対応をとる能力を維持するため、尽力していく。
新たにテクニカルディレクターとなるエリオットは、2000年にマクラーレンでキャリアをスタート、ルノーF1チームでの時期を経て、2012年にエアロダイナミクス責任者としてメルセデスに加入した。2017年からはテクノロジーディレクターに就任し、チームのパフォーマンス能力を拡大する上で重要な役割を果たしてきた。
F1は2022年にレギュレーションの大幅な変更を行う。メルセデスは、「2021年選手権の戦いをコース上で繰り広げつつ、本拠の開発プログラムにおいては2022年技術および競技レギュレーションへの重要なチャレンジに備えている。そのなかで、今後数カ月をかけて、新たな体制への移行を行う」と説明している。
チーム代表トト・ウォルフは、「今年、彼(アリソン)のテクニカルディレクターとしての時代が終わることは、しばらく前から分かっていた。この新たな役割を形成し、彼に我々のモータースポーツファミリーにとどまってもらうことができて、喜ばしく思う」とコメントしている。
「彼は今後、私にとって大事なスパーリングパートナーになる。これから共に成し遂げるべきことがまだたくさんあるのだ」
「組織は有機体のようなもので、繁栄のためには継続的に適応していく必要がある。効果的な後継者育成は我々チームの強みであり、マイクが新たにテクニカルディレクターの役割に就くことを発表できてうれしく思う」
「シニアテクニカルリーダーの優れたグループとともに、我々はこのスポーツの次の時代に向けて、最高の状態に身を置いたといえる」
アリソンは「組織と私自身にとって適切なタイミングでバトンを渡すため、テクニカルディレクターの役割から離れることを選択した」と語った。
「彼(エリオット)がこの役割に新しい風をもたらすことはプラスになるだろう。私自身はCTOとして新しい活動領域全体において有益な貢献を続けていきたい。近い将来に直面する大きな戦略的チャレンジに備え、チームの全般的な能力を向上させ、トトをサポートすることに重点を置いていく」
メルセデスは昨年6月、エンジン部門責任者であるアンディ・コーウェルの離脱を発表。今回のアリソンの役割変更は、それに続く技術部門体制上の大きな変化といえる。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
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3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
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