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フォース・インディア、タイヤ問題を解決するため旧型サスペンションをテスト

2016年7月8日

 セルジオ・ペレスによると、フォース・インディアはタイヤの摩耗に関する問題を解決するため、F1イギリスGPのフリー走行では旧バージョンのリヤサスペンションを使用する予定だ。


 オーストリアGPの期間中、ペレスとニコ・ヒュルケンベルグはタイヤのライフ維持に悩まされていた。特にヒュルケンベルグにはリヤのグレーニングが早い段階で発生し、フロントロウからのスタートだったにもかかわらず、順位を大きく落とす結果となった。ペレスはこれをメカニカルな問題であると捉えており、ヨーロッパ・ラウンドへ向けて導入した大型アップデートに含まれていた、リヤサスペンションに原因があるのではないかと疑っている。フォース・インディアは、この仮説をイギリスGPで確認しようとしている。タイヤの問題は当初バルセロナで投入された新設計のフロントウイングによって解決されることが期待されていた。


「今シーズンはタイヤのもちが良くないので、今週末に興味深い内容のテストを行うことになった。これによって多くの疑問に対する答えが得られることを願っている。フロントウイングがうまく機能していなかったことと他のことが組み合わさって起こった問題だと思う。いまは新しいフロントウイングがあるので、問題解決の役に立つはずだ」


「サスペンションのパーツにもいくつかの変更を加えたので、それがトラブルの原因になった可能性がある。金曜日に異なるパーツを試してみて、解決することを期待している。タイヤのライフに関して、僕らは最低とも言える状態にあり、改善が必要だ。今週末に向上が見られるといいね」


 シルバーストンでは風が影響を与えることがあり、これもフォース・インディアが頻繁に悩まされる要素だ。


「シルバーストンは、おそらく風の影響が最も大きなサーキットだ。強い風が吹くたびに、他のチームよりも多くロスしているみたいなんだ。何年にもわたって、それがマシンの特徴となっている。良いテストができれば、その点でも前進できると思う」


 ペレスはオーストリアGPのチェッカー直前、8位を走行中にブレーキトラブルに見舞われている。チームはブレーキを酷使するイタリアGPまでには確実に問題を解決する、とペレスは言う。


「チームは問題が出ることを予想していなかったので、ディスクの(問題が起こった部分の)測定をしていなかった。通常その部分には、あまり力がかからないものなんだけど、なぜかはわからないが、そのレースでは強い力がかかっていたんだ。このコース(シルバーストン)はブレーキに厳しくないので、次に問題が出るとしたら、おそらくモンツァになる。ブレーキの測定方法を変えて、ディスクの外側まで測定せよという、僕らへの教訓だ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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