F速

  • 会員登録
  • ログイン

メカUPDATE:フェラーリの新型フロントウイング

2016年5月9日

2016年F1最初のフライアウェイ最終地となったロシアGPでは、多くのアップデートは見られなかった。各チームはヨーロッパラウンドの緒戦、スペインGPへ向けて大型アップデートを準備しているようだ。まずは、ソチで見られた変更を確認しておこう。


フェラーリは3トークンを使用して内燃機関(ICE)を改善したパワーユニットを投入するとともに、フロントウイングを変更してきた。


SF16-Hのウイングには、新しく大きめのフラップが追加された。これまでのフロントウイング(下写真)には、白く塗装された、ふたつのフラップが装着されているが、今回は大型化した3つのフラップとなっている。結果的にメインプレートに装着された、ふたつめのフラップの長さが短くなり、フロントウイングを構成する5つのフラップの大きさが、ほぼ等しくなった。また、ウイング上面の一番内側にあるスプリッターの形状が変更されている。


フェラーリのフロントウイング(バーレーンGP)
フェラーリのフロントウイング(バーレーンGP)

 


今回のアップデートはフロントウイング中央部分に影響を与えているが、このエリアはダウンフォースを発生させるための箇所であり、今回の改良は気流を整えるためではないと考えられる。結果的には単純に、より多くのダウンフォースを作り出すという狙いだろう。


ソチは市街地を利用したサーキットでコース幅も狭いため、多くのダウンフォースが要求される。そこで投入したウイングは、今後レース専用のパーマネント・サーキットでも使用される可能性がある。



(Translation:Yuki Takayama)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

10/3(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/4(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/5(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号