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マクラーレン首脳陣やドライバーも困惑の「殿、ご乱心!」@バーレーン現地情報

2016年4月3日

ムッシュ柴田氏によるフロム・ザ・パドック。今回はバーレーンで話題をさらった、ある意味MVPとも言えるロン・デニス御大を徹底追跡しております。

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スペイン国王から退位し、ご隠居となったファン・カルロス1世がバーレーンGPを訪問、カルロス・サインツ・パパと親しく談笑してました。確か1年前にも、ここに来てましたね。昔から大のF1ファンです。



こちらは、バーレーン王室の皇族の人々。ニキ・ラウダが、しばらく話し相手になってました。



王様と言えば、マクラーレン王国を率いる帝王ロン・デニスは、最近いっそう独裁ぶりに磨きがかかってるみたいです。初日のフリー走行2回目でのこと。欠場したフェルナンド・アロンソと、レーシングディレクターのエリック・ブーリエが「何ごとなんだ?」とガレージのほうを見ています。



するとロン・デニスが、ふたりに近寄ったかと思うと、ブーリエに向かって激しい口調で何やら、まくしたてはじめめました。僕の位置からは何も聞こえませんでしたが、なんだかブーリエを問い詰めてる感じ。アロンソも「な、何ごと?」と、耳をそばだててます。



そのうち、矛先がアロンソのほうへ。




「そんなこと言われても、なんも知らんもんね〜」と、そっぽをむく(ように見えた)アロンソ。



しかしデニスは、しつこく食い下がり、「じゃあ、いったい僕にどうしろって言うの?」と、アロンソも戦闘モードに突入(したように見えました)。

あとからブーリエ本人と他のチーム関係者に確認したところでは、最初に突っかかってきたのは「バトンの無線が聞こえなくなってる。どうなってるんだ」と、文句を言いにきたと。その後アロンソとのやりとりが始まると、そそくさとブーリエはいなくなっていたので「内容は聞いてない」と。

あくまで推測ですが、この時点でジェンソン・バトンは総合3番手の速さを披露しており、デニスは「お、速いんだ。じゃあフェルナンドを出場させるようFIAにかけあってみるか」と、考えたのではないでしょうか。そしてセッション終了後、ふたりは連れ立ってコントロールタワーへと向かいます。

そんな顛末が報道された、翌土曜日の予選後にマクラーレン・ホンダの恒例会見が行われました。



なんと、そこにはデニスがいるじゃないですか。そしてブーリエに、アロンソの欠場を取り消す要請をした件について質問が飛ぶと……



「その質問は、私が答えるべきだな」とマイクを持って



延々と独演会を始めたのでした。

たしかにFIA側の事故直後の対応には問題があったかもしれないし、メルボルンの時点でしっかり検査をしておくべきだったかもしれません。



だとしても、それをFIAに言うのはブーリエの役目であって、デニスではないはず。少なくともアロンソの代役でF1デビューを果たし、大健闘したストフェル・バンドーンの目の前で延々と話すべき内容ではないでしょう。



その後、僕たち日本のメディアが長谷川さんを囲んでいるとき、デニスは今度はバトン相手に延々と語ってました。過去の栄光が忘れられないのかもしれませんが、さっさと後進に道を譲ったほうがいいんじゃないかと思うんですけどね……。


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