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新車分析/レッドブルRB12:昨年の特徴は引継ぎもステアリングタイロッド配置に迷い
2016年2月25日
技術ウォッチャーの世良耕太氏が、バルセロナ合同テストに登場したレッドブルの新車をチェック。気になるポイントに絞って解説する。
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2016年のレッドブルRB12と2015年のレッドブルRB11をほぼ同アングルで見比べてみると、フロントウイングやノーズなどの特徴などから、キープコンセプトであることが伝わってくる。だが、ヘルメットの背後に突き出しているインダクションポッドに着目すると、開口部の面積が広くなっていることに気づく。ポッド内部で用途を振り分けているのか、気になるところだ。

(c)RedBull

(c)RedBull
もっと気になるのはステアリングタイロッドだ。RB11はアッパーアームとほぼ平行のレイアウトだったが、RB12はロワーアーム側に移っている。ステアリングギヤボックスは下に置いた方が重心面で良さそうだし、操舵の効率面でも車軸に近い下側レイアウトの方が良さそうだ。
あるいは、レッドブルのことだから空力面を重視して「上から下」に移動したのだろうか。Sダクトとの絡みなども気になってしまう。プッシュロッドの角度も変わっており、フロントサスペンションをかなり大がかりに見直したと見ていいだろう。

(c)RedBull
気になったので2014年のRB10を確認してみたら、タイロッドはセンター(上下アームの中間よりやや上)にあった。空力的にはビシッと決まっている印象のあるレッドブルだが、ことステアリングタイロッドに関しては迷路に迷い込んでいるようにも受け取れる。
(世良耕太/Text : Kota Sera)
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