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【レースの焦点】熱くなるほど、強くなる

2015年3月31日

 マレーシアGPの大切な要素は、何よりもまず、フェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタスがレースに帰ってきたこと。セパンでは無事にFIAの検査をパスしてコースイン──体調は、スポーツ選手として彼らが目指す“100%”ではないものの、マシンの動きからは走る高揚感が十分に伝わってきた。パドックの関係者もテレビで見守るファンも、大きな安堵と喜びを共有した金曜日だった。マクラーレン・ホンダのタイムは遅くても、アロンソの存在感はF1を引き締める。

 もうひとつのポジティブは、言うまでもなく、猛暑をものともしないフェラーリが開幕戦以上に活き活きと走り、メルセデス・ワークスとの差を詰めてきたこと。タイヤに的にも、マシン全体の排熱においても、パワーユニットの冷却に関しても、フェラーリは暑くなるほど力を発揮した。相対的に言うなら、他のすべてのチーム、パワーユニット勢が熱対策のために速さを代償として支払わなければならなかったのに対して、フェラーリにはその必要がなかったぶん、速さが際立った。

 今シーズンのフェラーリの鍵は“冷却”にある。テクニカルディレクターのジェームス・アリソンは空力を犠牲にするような「穴を空ける」セパン対策は施さなかったと説明したが、外気温が何度であっても性能を発揮するマシン、冷却に重点を置いた思想はパワーユニットの性能にも表れる──燃焼室内に送り込む空気の温度を抑えることができればV6ターボ自体の効率はずっと向上しパワーも上がる。回生システムも無駄な発熱を抑えれば十分にエネルギーを回せる。熱による物理的な破損やセンサーの誤作動など熱害のリスクも小さくなる……F1マシンは元来タイヤさえ作動すれば、真冬の冷たい空気のなかで最も速さを発揮する。フェラーリのマシンは、自らの身体のなかで、その環境に近づくべく英知を集結した賜物だ。



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