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【解説】早期に開発をスタート、ロータスE23

2015年2月9日

 ノーズに関するレギュレーション変更に伴い、ロータスが2015年用のノーズのプロトタイプをグランプリに投入し、金曜日のフリー走行で試走させたのは、昨年11月のアメリカGPのこと。ノーズのような大きな空力パーツは設計から製作までの時間がかかる、いわゆる「足の長い」開発部品。つまり、そういう時間がかかるものを昨年のシーズン中に投入してきたことは、早々とマシン開発のウェイトを2015年へ移行していたと考えていい。

 というのも、ノーズに関して変更が加えられた新しいレギュレーションでは、2本牙ノーズを継続することは不可能で、それならば2014年に2本牙ノーズを進化させるより、早めに2015年用のノーズの開発をスタートさせたほうが得策だからである。したがって、ロータスにはノーズを新レギュレーションに適合させるだげなく、全体的な空力を見直す時間もあった。かくして、E23はノーズからリアウイングまで空力パッケージを一新してきたのである。

 まずノーズは昨年のアメリカGP時のプロトタイプの処理方法とノーズ高はほぼ同じだが、幅が細くなっている。細さだけでなく、フロントバルクヘッドからのなだらかに前傾するフォルムはメルセデスAMGのW06に酷似しており、丁寧に作りこまれている印象を受ける。そのノーズに吊り下げられたウイングもメインフラップのスリットを改良して、より複雑な形状になった。



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