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F1王者バトンとロス・ブラウンがグッドウッドで再会。2009年のタイトル獲得マシン『BGP001』でデモラン実施

2026年4月20日

 2026年4月18日、19日に『グッドウッド・メンバーズ・ミーティング』が開催され、2009年のF1チャンピオンであるジェンソン・バトンと、その2009年にバトンの所属していたブラウンGPを率いたロス・ブラウンが再会を果たした。イベントではブラウンGPのタイトル獲得マシン『BGP001』も3台用意され、バトンはBGP001での走行を担当した。


 グッドウッド・メンバーズ・ミーティングは、かつてはブリティッシュ・オートモービル・レーシング・クラブ(BARC)のメンバーのためだけに開催されたイベントで、1948年から1966年まで行われた。その後このイベントや『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』などを主催するリッチモンド公爵家の第11代リッチモンド公爵が2014年に復活させた。このイベントでは、1900年代の自動車から2000年代のレーシングカーまで様々な年代のクルマが走ることが特徴だ。

 グッドウッドの歴史的な背景を舞台に、彼らの再会は、レースの枠を超えたノスタルジーを呼び起こした。ブラウンGPの物語は今もなお伝説となっており、2008年のホンダのF1撤退とブラウンによる1ポンドでのチーム買収から始まったこのチームは、わずか1シーズンでチャンピオンシップを制覇するチームへと変貌を遂げた。


 ブラウンGPでは、前年のホンダから引き続きバトンとルーベンス・バリチェロがドライバーを務めた。ふたりで合計8勝を挙げ、15回の表彰台を達成し、ドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの両方を獲得。そしてこの年の後半にメルセデスへ売却されたのだった。

2009年F1ブラジルGP
2009年F1ブラジルGP ブラウンGPはコンストラクターズタイトルを、ジェンソン・バトンはドライバーズタイトルを獲得した

 バトンはイベントを前に、「(グッドウッド・)メンバーズ・ミーティングに参加できることを嬉しく思う。しかもBGP001という特別なマシンで参加するなんて、本当に特別なことだ。最後にこのマシンをドライブしたのは2019年で、信じられないほど感動的で、まるで夢のような出来事だった。あの感覚をもう一度味わえるのが待ち遠しい。グッドウッドほどふさわしい場所はないだろうね!」とコメント。そうして4月18日に、BGP001のステアリングを握ったのだった。


 エンジンが始動し、歴史が再び動き出す瞬間は、単なるデモンストレーションというより、まるで時間が一瞬巻き戻ったかのような感覚だったようだ。



(Text : autosport web)


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