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ベアマンが自己ベスト4位「フェルスタッペンとのバトルはクールだった」ハースにとっても最高位タイ、ランキングは8位に
2025年10月28日
2025年F1メキシコシティGP決勝で、ハースのオリバー・ベアマンは4位、エステバン・オコンは9位を獲得した。ハースは合計14ポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキングを9位から8位に上げた。
ベアマンは9番グリッドから1周目に6番手に浮上。6周目、前方でルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)がバトルをするなかで、フェルスタッペンがコースからはみ出した後、コースに復帰した際にラッセルに寄せる形になり、すぐ後ろにいたベアマンはイン側に空いた隙間に飛び込み、オーバーテイクを成功させた。これでベアマンは4番手に上がり、その後もフェルスタッペンに抜き返されることなく、ファーストスティントはそのポジションを守った。
3番手を走っていたハミルトンがペナルティを受けたことで、ベアマンは、セカンドスティントの38周目に3番手に浮上。背後からはまずアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、続いてラッセルがチャレンジしてきたが、いずれもベアマンの1秒以内には近づけなかった。
ベアマンは48周目に2回目のピットストップを行い、最終スティントはフェルスタッペンの後ろ4番手でコースに復帰。同じ周にタイヤ交換を行ったラッセルが、1秒以内に迫ったが、ベアマンはポジションを守り切った。レース終盤にはラッセルをかわしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が接近し、DRS圏内に入ったものの、バーチャルセーフティカーの助けも得て、ベアマンは4位フィニッシュを達成した。
4位はベアマンにとってここまでのF1キャリアでのベストリザルトであり、ハースにとっては、2018年オーストリアでロマン・グロージャンが獲得した4位と並ぶ最高位に当たる。
オコンは11番グリッドからスタートし、1周目に10番手に上がり、一時5番手を走った後、27周目にピットイン。1ストップでソフトタイヤからミディアムに交換し、セカンドスティントで14番手から9番手まで順位を上げて、入賞を達成した。

小松礼雄チーム代表は「素晴らしいレースとリザルトを成し遂げた。チームの全員に心からの祝福を送る。彼らは毎週、毎レース、本当に懸命に働いている」とコメントした。
「このマシンは開幕戦を除くすべてのレースで競争力を発揮してきた。それはチームの功績である。大きな結果がいつか来ることは分かっていたが、その時は待つしかない。自分たちのレースに集中する必要があったのだ。そして今日、それを実行できた」
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=4位(71周/71周)
9番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト

「本当にクレイジーなレースだった。チームに多くのポイントをもたらすことができて、とてもうれしい。僕たちは素晴らしい仕事をして、マシンを正しいウィンドウに収めることができた。走っていて最高の感触だった。完璧な仕事だったと思う」
「マックス・フェルスタッペンとサイド・バイ・サイドで走る瞬間は、とてもクールな感覚だった。子供のころからF1で見ていたドライバーだからね」
「このチームを本当に誇りに思う。僕たちは実力で4位でフィニッシュしたんだ。ここに到達するには多少の幸運もあったかもしれないけれど、その位置を守り続けることができたのは、僕たちに速さがあったからだ」
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=9位(71周/71周)
11番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム

「とても堅実なレースだった。全体的に満足できる週末だったよ。ただ、すべての幸運が味方してくれたわけではなかった。予選でもレースでも、同じマシンと間違った場所に間違ったタイミングで居合わせたという点ではね」
「オリーに、そしてチーム全体におめでとうと言いたい。多くのポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権でひとつ順位を上げることができた。これは喜ぶべき結果だよ」

(autosport web)
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| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |





