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2026年F1空きシートはレッドブル・グループとアルピーヌのみ。正念場を迎える角田裕毅とローソン
2025年8月29日
2026年に向けてまだ最終的なドライバーラインアップを確定していないのは、レッドブル傘下の2チームとアルピーヌのみだ。メルセデスは発表していないものの、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが残留する見込みだ。
来年F1に参入するキャデラックは、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なドライバーふたりを選び、若手の候補だったフェリペ・ドルゴヴィッチ、周冠宇、ミック・シューマッハーはラインアップから外された。

この状況は、昨年末とは全く対照的だ。2025年に向けて、ガブリエル・ボルトレート、アイザック・ハジャー、アントネッリ、オリバー・ベアマン、ジャック・ドゥーハンというルーキーたちがシートをつかんだ。彼らは良いタイミングでチャンスを得た。F1を目指しているときには、才能があるだけでなく、適切なタイミングで適切な場所にいることが非常に重要なのだ。
2026年のラインアップを決めるうえで、レッドブル・グループは複雑な状況にある。レッドブル・レーシングとレーシングブルズの4席のうち、確実なのはマックス・フェルスタッペンが少なくともあと1年はレッドブルに残るということだけで、残り3席については不確かだ。

レッドブルの角田裕毅、レーシングブルズのハジャーとリアム・ローソンのなかで、間違いなく2026年もF1で走ると思われるのは、ハジャーだけだ。彼は今年ここまでのパフォーマンスで、未来のスターとしての評価を得た。
ただ、ハジャーがどちらのチームで走るのかは不明だ。レーシングブルズで2年目を過ごすのか(彼自身はそちらを望んでいるようだ)、レッドブルに昇格し、フェルスタッペンのチームメイトを務めるのか。ハジャーの実力を認める者たちですら、F1での2年目で後者の状況に身を置くのは早すぎると考えている。
角田の場合、シーズン前半のなかで状況が変化した。前代表クリスチャン・ホーナーは、角田を全く評価しておらず、チームも角田が快適に運転できるマシンを用意する努力をほとんどしていなかった。ホーナー代表の下では、角田は今年末でレッドブルファミリーを離れる可能性が高そうに思えた。
しかしホーナーの後任として、ローレン・メキースがレーシングブルズから移ってきたことは、角田にとって大きな後押しになっているはずだ。メキースは角田についてよく知り、高く評価している。つまり、角田は今、ボスから全面的な支援を受けつつ、レースで戦い、実力を示す機会を得たわけだ。彼はF1での生き残りをかけて戦うことになる。レッドブル・レーシングから外された場合、レーシングブルズに呼び戻される可能性は極めて低いだろう。
ローソンは、今年の最初に2戦走った段階で、レッドブルからレーシングブルズに戻された。彼に再びレッドブルのシートが与えられることはないと思われる。ローソンは今、レーシングブルズへの残留を賭けて戦っている。来年もシートを維持した場合、新人アービッド・リンドブラッド、あるいは2年目のハジャーのベンチマークとしての役割を担うことになるだろう。
最近、アレックス・パロウがレッドブル・ファミリーに加わるかもしれないといううわさが持ち上がった。しかしパロウはまず最初の2シーズンほどをレーシングブルズで過ごすことには興味がなく、ヘルムート・マルコとしては彼をいきなりレッドブルのシートに乗せたくはないため、両者が合意に至る可能性は低そうだ。
次にアルピーヌについて見ていこう。ピエール・ガスリーは2026年末まで契約済みだが、2台目のマシンは空席である。ジャック・ドゥーハンもフランコ・コラピントも、レースシートに値することを十分に証明できなかった。そのため、フラビオ・ブリアトーレは、実績あるドライバーに目を向け、バルテリ・ボッタスまたはセルジオ・ペレスを雇おうとしたが、その試みは失敗に終わった。

つまりリザーブドライバーのポール・アーロンに道が開かれたわけだが、ブリアトーレには他にも大勢の候補がいる。自分がマネジメントを担当するフェルナンド・アロンソが高く評価しているドルゴヴィッチ、ジャック・クロフォード、ミック・シューマッハーなど幅広く検討していくことになるだろう。
(Text : GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
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