最新記事
- グランプリのうわさ話:クリスチャン・ホーナ...
- 株主になってモータースポーツを応援?! 経済...
- 徐々に縮まるマクラーレン勢との差。レッドブ...
- 「毎周話しかけたら無線を切る」ピットストッ...
- ルクレールをいら立たせたブレーキのオーバー...
- 鈴鹿サーキット、2026年F1日本GPでの招待企画...
- マクラーレンとパロウ側が法廷で真っ向対立。...
- メルセデス代表、“未開拓市場”韓国でのF1復活...
- キャデラックF1、年内にフェラーリのマシンで...
- シンガポールGP表彰式でシャンパンファイトに...
- 【F1第18戦ベスト5ドライバー】不利を強いら...
- レッドブル、2026年への準備を犠牲にして現行...
【2024年F1全チーム展望:アストンマーティン】リヤサスペンション・レイアウトを変更。注目される空力コンセプト
2024年2月14日
2024年F1シーズンに向けて、各チームが新車発表会を行う時期を迎えた。プレシーズンテスト前のため、ニューマシンのカラーリング披露にとどまる場合もあるが、発表会において明かされる事実、首脳陣のビジョンなどから、見えてくるものは多い。この連載では、各チームの2024年発表会で披露されたニューマシンとチーム体制についてまとめる。今回はアストンマーティンとその新車『AMR24』を特集する。
──────────────────────
2月も3週目に入り、12日にアストンマーティンが6チーム目となる新車の発表を行った。
1週目の2日にハースが行った発表は昨年同様、カラーリングだけのもので、しかも発表会は行わず、メディアにはリリースを流し、一般のファンにはチームの公式ホームページやSNSを通してのお披露目だった。
2週目に入るとウイリアムズ、ステーク、アルピーヌ、レーシング・ブルズが発表会を催した。さらにその中の数チームは実際の新車を登壇させていた。
それが3週目に入ると、趣向が変わった。昨年、新しいファクトリーで発表会を催したアストンマーティンの今年の新車発表は、リリースだけだった。
その理由は、リリース発表から数時間後にわかる。アストンマーティンの2024年の新車『AMR24』は、ファクトリーからシルバーストン・サーキットへ運ばれ、その日のうちにシェイクダウンが行われたからだった。
プレシーズンテストが21日から開始される関係で、チームとしては今週末には新車をバーレーンへ運搬するため、サーキットから送り出さなければならない。そうなると、新車をチェックするための初めて実走となるシェイクダウンは2月の第3週の前半に行いたい。
ギリギリまで開発と製造を行いつつ、テストにも間に合わせるためには、新車の発表とシェイクダウンは2月の第3週しかない。それを物語っているのが、この3週目には、アストンマーティンのほか、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルとトップ5チームが相次いで新車を発表することでもわかる。
アストンマーティンが発表会を行わなかったもうひとつの理由は、テストが始まるまで新車のディテールを明かしたくなかったからだろう。見せたくなかったもののひとつが、リヤサスペンションだ。シルバーストンでランス・ストロールとフェルナンド・アロンソによってシェイクダウンされた『AMR24』のリヤサスペンションは、昨年までのプルロッド方式ではなく、プッシュロッドに変更されていた。
かつてはリヤブレーキダクトの周辺にさまざまな空力パーツを装着できたため、リヤタイヤの内側の下流に多くの空気を通したかったため、リヤサスペンションにプルロッドを採用するチームが多かった。しかし、2022年からブレーキ周辺に関するレギュレーションが大幅に変更されたため、リヤへ流れる空気については、リヤタイヤの内側下流よりもボディワーク下流に注目が集まり、リヤのプッシュロッドをいち早く採用してコンストラクターズ選手権2連覇を果たしたレッドブルの成功で、今年は多くのチームがこれを採り入れている。
ただし、アストンマーティンは『AMR24』のフロントサスペンションに関しては、レッドブル同様のプルロッドに変更することなく、昨年同様プッシュロッドを採用した。これは、2025年に最終形態に変身する前の第二形態なのか。それとも、レッドブルとは異なる空力コンセプトを採用した進化版なのか。
その答えは、プレシーズンテストまで待つとしよう。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
10/4(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
10/5(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

