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F1 Topic:ふたつのインシデントで召喚された角田。ヒュルケンベルグとの一件は“不必要に妨害”との裁定
2023年6月18日
F1第9戦カナダGPの予選Q1で角田裕毅(アルファタウリ)にアタックを妨害されたとして、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が無線で不満をぶちまけたのは、国際映像でもとらえられていた。
ルクレールが後ろから接近していることをチームから知らされていたのかという筆者の質問に、角田は予選後こう説明していた。
「はい、知らされていましたけど、ちょっと……。まあ、向こうはQ2へ進出しているので、なんの問題もないと思います。しかも、セッションの前半だったので、そんなに邪魔になったとは思っていません」
予選後、スチュワードはチームマネージャーとともに訪れた角田から事情を聞くとともに、マーシャリングシステムによる位置データと車速、チーム無線、車載映像などを確認した。
その結果、スチュワードは「22号車は、10コーナー付近で2号車に遅れをとり、その結果、ターン12とターン13の間のストレートの一部でプッシュラップを中止した。一方、その背後にいた16号車はプッシュラップ中で、22号車に急接近していた。22号車にとっては、ターン13手前の短い距離で、難しい状況であった。したがって、22号車は不必要に16号車を妨害したわけではないと判断する」として、角田を不問に付した。
しかし、角田はQ1でもう1件、審議の対象になっていた。それはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に対する妨害行為だ。
スチュワードによれば、22号車と27号車は共にプッシュラップ中で、22号車が前にいた。ところが22号車はターン10の進入でワイドになり、その直後に27号車が22号車に追いついたのだが、22号車はそのまま復帰しようとして、27号車に幅寄せする形となった。
スチュワードは「ワイドになった時点で前のラップタイムより約3秒遅くなったにもかかわらず、27号車に幅寄せし、幅寄せした後に走行ラインにとどまった22号車の行為を「不必要に妨害」と判断。「幅寄せした後、プッシュラップを中止してレーシングラインから外れていれば、妨害を回避することができた」として、3番手降格のペナルティを角田に科し、日曜日に行われるカナダGP決勝レースは19番手からスタートする予定となっている。
ただし、今回のカナダGPは角田を含め、5人のドライバーがスチュワードに呼び出されるという、難しいコンディションのなかで予選が行われていた。そのうち、予選で2番手を獲得したヒュルケンベルグと、Q3に進出したカルロス・サインツ(フェラーリ)もペナルティを科せられていることを付け加えておく。
(Masahiro Owari)
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10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
10/4(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
10/5(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

