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角田裕毅「ポジティブな形でテストを終えた」AT04の改善を実感。残る課題はバランス調整で解決へ/F1インタビュー
2023年3月2日
2023年シーズンの開幕を前に、バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日間のプレシーズンテストが行われた。アルファタウリの角田裕毅は初日から走行を担当し、3日間を通しての総合リザルトは6番手だった。昨年は大いに苦戦した1年だったが、2023年の新車『AT04』はどんなマシンに仕上がっているのか。昨年のマシンから改善された点や、テストで見つかった課題は何だったのか。そして角田自身が3年目のシーズンに向けて何を考えているのかを語った。
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──新車をサーキットで走らせてみた印象は?
角田裕毅(以下、角田):とてもポジティブです。昨年のクルマと比較しても、いろんな部分が大幅に改善されているのがわかりました。昨年は12コーナーで滑ってアクセルを戻していたのが、今年は12コーナーを簡単に全開で回れるようになりました。それとバウンシング(マシンの上下動=ポーパシング)もなくなりました。
──初日の午前中はベストタイムが1分34秒671でした。
角田:テスト初日なので、まだクルマを限界で走らせているわけではないですが、すでに昨年ここでテストしたときよりも速いです(2022年のバーレーンテストは2日目に走り始めたときのベストタイムは1分36秒802/C3)。
──具体的にはどこが改善されている?
角田:大きく改善されたのは、昨年苦しんでいた高速コーナーです。昨年は高速コーナーでダウンフォースが足りなくてスライディングしていたのですが、今年はしっかりとアクセルを踏んでいけます。ただ、低速コーナーではまだバランスに苦しんでいて、改善の余地はあります。それでも、全体としてはとても安定したクルマになっています。
──今年はフロントタイヤの構造が変わりました。
角田:昨年はコーナーの進入でリヤが流れて、途中からアンダーステアが出ていたのですが、今年はアンダーステアがなくなりました。ただ、フロントタイヤが強くなった分、リヤがスナッピー(敏感)になった。そのため、ロングランでリヤのデグラデーション(劣化)が大きくなりましたね。
──初日を終えたときは、マシンのセットアップに関してはまだまだやることがあると言っていましたが?
角田:初日と2日目のロングランでいいデータがたくさん取れて、今日もいろんな方向のセットアップを試したので、そのデータを元にエンジニアが来週の開幕戦までにいい方向にセットアップしてくれると思っています。
──その2日目はレースシミュレーションをしたそうですが?
角田:はい、3スティントを走りました。タイヤは今年新たに追加されたC1コンパウンドです。ただ、今日のニック(・デ・フリース)のロングランも含め、チームとしてはロングランに課題がありますね。デグラデーションがほかのチームに比べると大きいので、レースに向けてはまだ課題があります。ただクルマが遅いわけではなく、バランスが悪くてリヤが滑ってデグラデーションが大きくなっているようなので、バランスを改善することができれば、ロングランもよくなると思っています。
──最終日は最後に柔らかいタイヤで積極的にタイムアタックをしていましたね?
角田:はい、自分の走りに関しては、いいフィーリングで、アグレッシブに攻めることもできたし、ポジティブな形でテストを終えられたと思います。
──自己ベストは1分31秒261でした。
角田:結構いいタイムだったと思います。もちろん、ドライバーとしてはもっといけると思っていますけど、ニュータイヤを履くたびに、自己ベストを更新できたことは一番の収穫です。
──まだ全員が柔らかいタイヤでアタックしていないのでわかりませんが、今日の結果だけを見れば、最後にボッタスに抜かれましたが、とりあえず中団グループの中で戦えそうですね?
角田:まあ予選はいまのところは戦えると思っています。ボッタスは最後C5で、僕はC5をまだ履いていない。でも、まだほかのチームが何をやっているのかわからないし、かなり中団グループは接戦のようなので、気が抜けないです。ただ、いまのところはギリギリだとは思いますが、Q3を狙って戦える気がしています。
──3年目のシーズンへ向けての意気込みは?
角田:いままでも毎年同じことを考えているんですけど、今年こそ、自分のベストなパフォーマンスを出したいです。自分のパフォーマンスを出し切れたら、いいリザルトがついてくることはわかっています。そのためにマネージャーを雇って、運転に集中できる環境を作りました。だから、今年はF1のトップドライバーになるという自覚を持って、コンスタントにポイントを獲るだけでなく、チームも引っ張っていければいいなと思っています。

(Masahiro Owari)
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| 3/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


