最新記事
- “生涯の情熱として”フェラーリに生きるエルカ...
- グランプリのうわさ話:クリスチャン・ホーナ...
- 株主になってモータースポーツを応援?! 経済...
- 徐々に縮まるマクラーレン勢との差。レッドブ...
- 「毎周話しかけたら無線を切る」ピットストッ...
- ルクレールをいら立たせたブレーキのオーバー...
- 鈴鹿サーキット、2026年F1日本GPでの招待企画...
- マクラーレンとパロウ側が法廷で真っ向対立。...
- メルセデス代表、“未開拓市場”韓国でのF1復活...
- キャデラックF1、年内にフェラーリのマシンで...
- シンガポールGP表彰式でシャンパンファイトに...
- 【F1第18戦ベスト5ドライバー】不利を強いら...
マイアミの最終セクターは『ミス誘発箇所』だと設計者が語る。マシンやドライバーに“挑む”レイアウトに/F1第5戦
2022年5月6日
F1第5戦マイアミGPの舞台となるマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、トリッキーな最終連続コーナーを備えているが、意図的にドライバーに挑むような設計がされており、トラックの設計を担当した企業はここを「ミス誘発箇所」と呼んでいる。
イギリス企業の『エイペックス・サーキット・デザイン』社は、マイアミガーデンズのハードロックスタジアム周辺に展開する全長5.412km、コーナー数19カ所のコース設計を担当した。サーキット設計者たちの設計哲学の中心には、本物のレースを生み出すレイアウトを作る必要性があった。
「企業としての我々の精神は、すべてのF1チームと彼らのマシン、レースエンジニア、そしてもちろんドライバーたちに挑むというものだ」とエイペックス社のエンジニアを務めるチャールズ・メトカーフは説明した。
「そのため、我々はコーナーの並びに重点を置いた。高速から低速コーナーへのダイナミックレンジについてだ。そうするためには多くのシミュレーション作業を行い、1周するなかで、クルマの様々なセットアップに合う異なる連続コーナーを意図的に配置するようにした」
「ターン4から8には、超高速で横方向のGがかかるセクションがある。マシンは通過するのに苦労するだろう。ターン8の立ち上がりでのマシンパフォーマンスが、ラップタイムに大きく影響する。その後にはパワーが制限されるターン9と10があるが、そこではサイド・バイ・サイドのレースになることが容易に想像できる」
エイペックス・サーキット・デザイン社の創立者であるクライブ・ボウエンは、マイアミのレイアウトがドライバーとエンジニア双方にとってどれだけ難しいものか説明した。
「二重人格のような個性を十分に持ち合わせたレーストラックにしなければならなかった。コースはほとんどのセクションで勾配の変化があり、多くのトラクションがかかるので、柔らかいマシンセットアップが必要だ。そして一部の超高速セクションでは、空力パフォーマンスと、コーナーを通過する際に横方向のグリップを最大限に活かすために、硬いセットアップにしたくなるだろう」
しかしコース設計者たちによって「ミス誘発箇所」と呼ばれているマイアミのタイトな最終セクターは、確かにドライバーの注目を集めるだろう。
「ターン13から16までの流れは、高速道路の陸橋の下を縫っていくようになっている」とボウエンは述べた。
「ターン14に入ると、そこのエイペックスにたどり着くまでターン15のエイペックスは見えない。我々は『ミス誘発箇所』と呼んでいるが、ドライバーにとっては順位を上げるチャンスがあるところだ。なぜなら前のドライバーがオーバードライブする可能性が非常に高い」
アルファタウリの角田裕毅は、レッドブルのシミュレーターでコースを走行したが、トリッキーな複合4コーナーについては、フォーミュラEのストリートサーキットで見られるものに似ているようだと語った。
「シミュレーターでコースを走行しましたが、最初の2セクターはかなり速く、中速から高速のコーナーがありました」と角田は語った。
「セクター3は、僕は“フォーミュラEセクター”と呼んでいて、非常にタイトなコーナーが多くあります。全体的に走行するのがとても面白そうなコースだと思います」
「楽しめると思いますが、オーバーテイクは難しそうなので、予選で好結果を出さなければなりません」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
10/4(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
10/5(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

