最新記事
- “生涯の情熱として”フェラーリに生きるエルカ...
- グランプリのうわさ話:クリスチャン・ホーナ...
- 株主になってモータースポーツを応援?! 経済...
- 徐々に縮まるマクラーレン勢との差。レッドブ...
- 「毎周話しかけたら無線を切る」ピットストッ...
- ルクレールをいら立たせたブレーキのオーバー...
- 鈴鹿サーキット、2026年F1日本GPでの招待企画...
- マクラーレンとパロウ側が法廷で真っ向対立。...
- メルセデス代表、“未開拓市場”韓国でのF1復活...
- キャデラックF1、年内にフェラーリのマシンで...
- シンガポールGP表彰式でシャンパンファイトに...
- 【F1第18戦ベスト5ドライバー】不利を強いら...
【角田裕毅F1第3戦密着】スタートで順位アップもペースが伸びず。懸念した中高速コーナーでのダウンフォース不足も一因か
2022年4月11日
レース前の国歌斉唱のセレモニーに参加するため、全ドライバーがスターティンググリッドに続々と集まってきた。前列左からふたり目にポジションを定められた角田裕毅(アルファタウリ)の後ろには、チームメートのピエール・ガスリーと、昨年の後半戦で臨時コーチ役を務め、今年ウイリアムズからレースドライバーに復帰したアレクサンダー・アルボンがいた。角田が少し緊張気味だったのを察したのか、右後ろにいたガスリーが角田の肩を揉み始めた。それを見ていた左後ろにいたアルボンがなにやら声をかけると、角田は振り向いて笑った。
オーストラリアGPが開幕する前、角田はアルバートパーク・サーキットでのレースに向けて、こんな不安を吐露していた。
「コースが改修されて、少し高速タイプになったみたいで、それがどうなるか。というのも、今年のアルファタウリのマシンは中速から高速にかけてのコーナーでのダウンフォースが、ライバルのほとんどのチームに対して劣っていると感じているからです」
そのうえで、角田が課題に挙げていたのが、1〜2コーナー、6〜7コーナー、そして高速シケインの9〜10コーナーだった。スタートでカルロス・サインツ(フェラーリ)をかわして12番手にポジションを上げて1コーナーを通過していった角田。その直後のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とのバトルも制して、1周目のコントロールラインを11番手と、ポイントが見える位置でレースをスタートさせていた。
ところが、その後ペースが伸びない。ボッタスにオーバーテイクを許した角田は、直後の18周目にピットインしてタイヤをミディアムからハードに交換するも、状況が好転することはなかった。
「グリップがすぐになくなって、バランスが最悪だった」という角田は、ライバルたちとのレースを戦う前に、自分のマシンとの格闘を余儀なくされ、15位で完走するのが精一杯だった。
接触やコースアウトがあったわけでもなく、最後までしっかりと走り切っての15位というのは、昨年のロシアGPの17位以来のことだった。そのロシアGP後、チームは角田のマシンを調べたうえで、その次のレースからシャシーを変更。その後、角田のパフォーマンスは終盤に向けて上向いた。
オーストラリアからイタリアのファエンツァへ帰ったら、不振の原因を徹底的に調査し対策を講じて、チームの母国グランプリとなる次のエミリア・ロマーニャGPに臨んでほしい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
10/4(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
10/5(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

