【角田裕毅F1第2戦密着】FP2とは異なるトラブルが発生、ノータイムでQ1敗退「こういうことをなくしていきたい」
2022年3月27日
まさかのQ1脱落だった。
「なんらかのトラブルが起きたようです。ただ、ドライバーとしては何も感じられなかったので、データ上に何かしら問題が発見されたのだと思います。今週、ペースがよかったので、すごく残念だし、金曜日のフリー走行2回目でも違うトラブルですが、トラブルに見舞われていて、ここまでトラブル続きのレースウィークなので、こういうことをなくしていきたいなと思います」
予選後、そう語った角田裕毅(アルファタウリ)は、1度もアタックできずに終わった事態を悔やんでいた。
というのも、サウジアラビアGPで角田がトラブルにこ見舞われるのは、これが初めてではなかった。金曜日のフリー走行2回目では「問題が起きた」と無線で語った後、マシンをコース脇に止めて、セッションを終えていたからだった。
「詳しくは話せないですが、何かが完全に壊れたということをドライバーとして僕が感じたので、止めました」
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、「駆動系に問題が起きた」という。
フリー走行3回目が開始されてすぐ、FIAから角田のパワーユニットのうち、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kの4つのコンポーネントを2基目に交換したという発表があった。金曜日のトラブルと関係しているのか。
「それは言えません」
まだパワーユニットと断定はできないが、その可能性は大きい。サウジアラビアGPでのパワーユニットの交換は、開幕戦で炎上したピエール・ガスリーも今回、全交換している。チームによれば、「パワーユニット自体はファクトリーに戻して今後使用可能かどうか調査中」だという。なお火災が起きた原因は「ESS(エナジーストア)に問題が起きた」(エドルズ)だという。
パワーユニット関連だけではない。フリー走行3回目ではガスリーがピットレーン出口で止まった。相次ぐトラブルには角田も、「こういうトラブルはなくしていきたい」と自戒を込めて、チームへの奮起を促していた。
日曜日のレースは最後尾からのスタートなるが、開幕戦も後方からスタートして入賞した。ジェッダ・コーニッシュ・サーキットは波乱が起きやすく、挽回するチャンスはまだ残っている。ただし、それはマシンに不具合が発生しなければの話。悪運を断ち切ってほしい。
(Masahiro Owari)
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10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

