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F1ドキュメンタリー番組の影響を歓迎するヒュルケンベルグ「当初は懐疑的だったけど、新たなファンを獲得している」

2022年2月28日

 アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、現役のF1ドライバーとしてNetflixの『Formula 1:栄光のグランプリ』に参加した経験について明かした。


『Formula 1:栄光のグランプリ』は、F1の舞台裏をチームの内部から見せてくれる。2019年3月にNetflixで配信されたこのシリーズは、パドックの主要メンバーからの信頼をすぐに獲得すると、熱心なファンだけでなくカジュアルなファンにとっても見逃せないものになっている。


『Formula 1:栄光のグランプリ』を制作したボックス・トゥ・ボックス・フィルムズによると、このシリーズはF1への関心に明らかな影響を与えている。配信の1年前の2018年に26万4千人だったアメリカGPの来場者は、その3年後には40万人にまで増えた。


 アストンマーティンF1のリザーブ兼開発ドライバーとしてパドックの一員となっているヒュルケンベルグは、『Formula 1:栄光のグランプリ』がどのように発展し、F1への関心を高めたかを説明する。


 ヒュルケンベルグはLinkedInで公開した最新のHulk Reports(ヒュルケンベルグが執筆している記事)で、「『Formula 1:栄光のグランプリ』の第1シーズンの制作を今でも覚えている」と書いている。「F1にNetflix? 彼らはここで何をしているんだ?」


「カメラチームと最初に会ったとき、ドライバーたちは、彼らがパドックに何を求めているのか、そして何よりも結果がどうなるのか、明確にはわかっていなかった」


「当初は懐疑的だったけど、撮影の頻度を増やすことには同意した。いま思い返しても、何の後悔もない」


「このドキュメンタリーのおかげで多くのファン、特に新たなファンが、このスポーツがどんなもので、どれだけ政治的なものが含まれているか、そしてチームが捧げる努力やF1の高いパフォーマンスについて理解したんだ」


「ドキュメンタリーの製作者は、ハリウッド(的な演出)と現実との間に良いバランスを見つけている。もちろん、すべてが描かれている通りではないけど、とても面白いし、いつでもどこでも見ることができる」


「このドキュメンタリーは、特にアメリカで大成功を収めている。いまはレースに出ていないにもかかわらず、2021年のオースティンほど多くのファンとセルフィーを撮り、多くのサインをした週末はなかったよ」


「最初の2シーズンのうち、2つのエピソードで僕がフィーチャーされたことで、ファンは僕を知ってくれていたんだ」


「最も重要なのは、彼ら(原注:F1)は若い視聴者も獲得していることだ」


 ヒュルケンベルグはF1への関心が完璧なタイミングで高まったと考えている。競争を公平にするための新たなバジェットキャップ制度が導入され、アブダビで2021シーズンにドラマチックな結末がもたらされたタイミングと重なったのだ。


 さらにF1は、V6ターボ・ハイブリッドエンジンの効率化とともに、バイオ燃料への移行を開始し、持続可能性の面でも前進している。


 アストンマーティンF1の戦略的パートナーであるアラムコの協力のもと、2025年までにF1の燃料をすべてサステナブル燃料にするという目標を達成するための取り組みが進められている。



(Aston Martinプレスリリース)


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