F速

  • 会員登録
  • ログイン

【角田裕毅F1第16戦密着】マーシャルとの撮影も快諾。初日は「2回のセッションを楽しんだ」と順調な滑り出し

2021年10月9日

 イスタンブール・パーク・サーキットは、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)にとって初めて走るサーキットだ。


「昨年のF2ではトルコでレースがなかったので、イスタンブール・パークをドライブするのは、今回が初めてです」と言う角田は、いつものように午前中にエンジニアと一緒にサーキットウォークを行っていた。これはドライバーがチームのスタッフと一緒に歩いてコースの下見を行うもので、全員というわけではないが、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)やセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)といったベテランでも行っている重要な時間だ。

【角田裕毅F1第16戦密着】
サーキットウォークを行う角田とアルファタウリ・ホンダのスタッフ


 そのため、メディアはコース上で出会ってもあいさつはするものの、取材はしないことが暗黙の了解となっている。


 しかし、今回のF1第16戦トルコGPの木曜日に行われるFIA記者会見で、角田は最後のグループが割り当てられた。スタート時刻は夕方の4時半。その後、各国のテレビ局のインタビューがあり、紙媒体のメディアの囲み時間はその後、午後5時5分からというスケジュールだった。


 日本との時差は6時間あるので、取材を終えて原稿を送るのは日本時間で金曜日になってからとなる。「それだと、せっかくの原稿がちょっと遅くなるなあ」と思った筆者は、せめてリアウイングの『ありがとう』についてだけでもコメントをもらおうと、暗黙の了解を破ることにした。


 角田がコースマーシャルたちからツーショットのリクエストを受けて、エンジニアと少し離れたのを見計らって近づき、質問すると角田は「ああ……ええと、そうですね……」と言った後、「コーナーが迫っているので」と言って、やんわりと取材を断った。

【角田裕毅F1第16戦密着】
コースマーシャルと写真撮影を行う角田


 急足でその場を立ち去る角田に目をやると、その先ではエンジニアが待っていて、角田が追いつくとタブレット端末で何やら説明を開始していた。

【角田裕毅F1第16戦密着】
サーキットウォークを続ける角田とエンジニア


 その後も路面や縁石を念入りにチェックしていた角田。午後5時5分にミックスゾーンでの取材で再開したとき、まず「サーキットウォークのときは失礼しました」と筆者が謝ると、「いえいえ、こちらこそ、すみません」と言って、角田はインタビューに応じ始めた。

【角田裕毅F1第16戦密着】
インタビューに応じる角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)


 高い集中力を持って臨んだトルコGP初日。角田は久しぶりにトップ10にあと一歩となる11番手を獲得。


「ここは本当にすごいコース。イスタンブール・パークでの最初の2回のセッションをすごく楽しみました」と順調な滑り出しを見せた。



(Masahiro Owari)


レース

10/18(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
10/19(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/20(月) 決勝 4:00〜


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号