【角田裕毅F1第13戦密着】PUトラブルで巻き返しを果たせず「同じアプローチで、モンツァではいい結果を残したい」
2021年9月6日
2021年F1第13戦オランダGPの予選を14番手で終えていたニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)が、予選Q2でクラッシュしたマシンを修復する際に予選時のスペックとは異なるものと交換したため、ピットレーンからスタートすることになった。そのため、予選15番手に終わった角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のグリッドポジションは、14番手となった。
予選はQ2の最後のアタックを始めようとしていたときに赤旗が出て、Q2の1回目のアタックをユーズドタイヤで行っていた角田は15番手のままセッションが終了。しかし、マシンのポテンシャルとしては、角田本人も「Q3に進出するだけの速さはあった」とし、レースでの巻き返しを期待していた。
しかし、オランダGPの舞台であるザントフォールト・サーキットは抜きどころがない。14番手からスタートでポジションをキープして1コーナーを通過していった角田は、その後もコース上でオーバーテイクする機会がないまま、1回目のピットストップのタイミングを待っていた。
角田とアルファタウリの作戦は1ストップ。最初のスティントを長めにとって、ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換するというものだった。
31周目にピットインしてタイヤを交換しピットアウトした角田は、17番手でコースに復帰した。しかし、ミディアムタイヤに履き替えて走行を続けていたレース後半、角田のマシンに異変が起きる。



「PUの問題でパワーがなくなっていった」という角田は、徐々に集団から遅れ始める。そして、48周目に急激にパワーダウンしたため、チームからの指示でピットへ。そのまま、リタイアとなった。


角田にとって、初めてのオランダGPは金曜日と日曜日にパワーユニットにトラブルが発生して、自分の力を出しきれないまま閉幕したが、夏休み以降からトライしている新しいアプローチによって、前半戦よりも安定した戦いが行えている。
「同じアプローチをとって、次のモンツァではいい結果を残せればなと思います」(角田)
次のイタリアGPの舞台であるモンツァは、超高速サーキット。今回起きたパワーユニットの問題の原因究明が急がれる。
(Masahiro Owari)
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| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 3:30〜4:30 |
| フリー走行2回目 | 7:00〜8:30 | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 2:30〜3:30 |
| 予選 | 6:00〜 | |
| 10/27(月) | 決勝 | 5:00〜 |
| 1位 | オスカー・ピアストリ | 346 |
| 2位 | ランド・ノリス | 332 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 306 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 252 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 192 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 142 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 89 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 678 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 341 |
| 3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 334 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 331 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 59 |
| 9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 48 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


