2022年のF1マシンにDRSは装備されるのか。新規則の影響が評価されるまでは「残すべき」との意見も
2021年8月17日
マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、F1の2022年の新型マシンは、少なくともオーバーテイクについての新レギュレーションの影響が適切に評価されるまでは、DRSを装備するべきだと考えている。
F1は来年、大幅に改定されたテクニカルレギュレーションとともに、新たな時代に入っていく。F1の新体系と規定は、まずはマシンの空力を簡素化し、オーバーテイクと、最終的にはコース上でのショーの改善を目指すために策定された。
チームは現在、F1のドラッグリダクションシステム(DRS)が来年のマシンに装備されるのか把握していない。先月シルバーストンで披露された2022年型マシンの実寸大モデルには、リヤウイングアクチュエーターは含まれていなかったのだ。
ブラウンは、来シーズンのデザインが効果的にオーバーテイクを促進するものか否かであるかという点については、論より証拠だと主張している。当初、マクラーレンはF1がDRSを残すことを望んでいた。
F1でオーバーテイクを促進する来年のデザインの可能性について『Motorsport-Total』に尋ねられたブラウンは、「チーム内外から聞いたところによると、それはうまくいくだろうと誰もが信じているということだった」と語ったという。
「だがコースに出るまでは分からない。だから今のところはDRSを残しておくのが良い考えだろうと思う」
「その後、たとえば予選スプリントレースなどでマシンを走らせて、計画通りになるか、調整が必要か、DRSが必要か、それが必要なのは短期間か長期間なのか、観察して考えればいい」
「我々は最初はデータと図面、ビジュアル資料で進めている。だがコースに出るまでは分からない」
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは、DRSは2011年のF1への導入以来効果的で有用だとし、ドライバーがさらに互いに接戦を演じられるようになるまで使い続けることは“素晴らしい”ことだと述べている。
「DRSは、マシンの空力的効果が非常に高く、パフォーマンスの観点では非常に近くて追いかけることができなかったので導入された」とウォルフは語った。
「これは空力ツールであり、F1をさらに魅力的にしてきたと思う。だが将来的にマシンをふたたび追尾できるようになれれば、DRSは余分なものになる」
「しかしながら今日では、ショーの素晴らしい一部だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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