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メルセデスF1、フェルスタッペンのアンダーカットを許した原因の特定に苦戦「この結果は想定していなかった」/F1第7戦
2021年6月22日
F1第7戦フランスGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が序盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)をアンダーカットした。メルセデスF1は、チームの計算モデルがフェルスタッペンの力を過小評価した原因の特定に苦戦している。
決勝レースは、オープニングラップのターン1でフェルスタッペンがわずかにコースオフしたため、この時点でハミルトンがトップに立った。フェルスタッペンは、その後タイヤをミディアムからハードに履き替えるために18周目にピットストップ。フェルスタッペンに差をつけようとしていたハミルトンも、その1周後、あとに続いた。
しかし、ハミルトンのコース復帰がフェルスタッペンの後ろになったことが、メルセデス陣営にとっては大きな衝撃だった。 ハードを履いたフェルスタッペンは完ぺきに近いアウトラップを見せたものの、メルセデスとしてはハミルトンがピットを出る時点でも適正な時間差で先頭を維持するものと考えていた。ところが、その差がなくなってしまったのだ。
「我々はその時点でマックスに3秒強の差をつけていたので、アンダーカットは防げると考えていた。だが、そうはならなかった」と、メルセデスのエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは説明した。
「いまでも、なぜ我々の計算モデルがこの戦略でOKという結論を下したのか、完全には理解できていない。だから、まず冷静になって物事を理解するところから始めなければいけないのは明らかだ」
メルセデスにとっては、フェルスタッペンが見事なアウトラップを演じたことを考慮に入れたとしても、コンマ5秒分の損失が説明しきれずに残ってしまう。
「ハードタイヤはよかった。予想を超えていた。しかし、我々はその要素についても分析しなければいけないと考えている。ポジションを落とした原因をまだ明確に理解しきれていないからだ」
「3秒のうち、2.5秒までは説明がつく。だが、なぜあれほど離れたところからアンダーカットされたのか、その原因は詳しく見ていく必要がある。この結果は想定していなかったからだ」
メルセデスは、タイヤの振動という問題を抱えていたバルテリ・ボッタスを17周目という早い段階でピットインさせたが、ハミルトンをその次のラップでピットインさせるという判断を退けた。早い時点でピットストップさせると、ハードタイヤでレースの最後まで走り切れないのではないかという懸念があったためだという。
「最後までもたせるためには、あまりにも早すぎると考えた。その後のレース展開を見れば、実際にそうだったと思う」
「それに、バルテリのマシンで、ラップを重ねるごとに振動がひどくなっていることを心配していた。信頼性への懸念が高まった末に、彼を(ピットに)戻す判断に至った。つまり、コース上で彼のマシンに問題が起きないことを中心に考えた。それでピットインさせたのだ」
「実際のところ、バルテリのストップが引き金になったのだと思う。そして、それがルイスに非常に長いスティントを強いる結果にもなった」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
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