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「Q2より0.5秒も遅いなんて最悪の展開」最終セクターのタイムロスが響き9番手/セルジオ・ペレス予選後インタビュー

2021年5月23日

 2021年F1第5戦モナコGPの予選直前、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)の元に「メキシコ、グアダラハラ近郊の実家に強盗が入り、ボディガードが撃たれた」という知らせが飛び込んだ。幸いボディガードの命に別状はなく、家族も無事だったとのことだ。


 予選でのペレスは初日から20度以上低下した路面温度にうまく適応できず、FP1でトップタイムを叩き出した速さが再現できない。さらにQ3最後のアタックではトラフィックに捕まる不運も重なって、9番手に終わった。


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──メキシコの実家が襲われたというニュースが報じられました。


セルジオ・ペレス(以下、ペレス):そう、強盗たちはボディガードの車を盗もうとしたようだ。それで彼が銃で撃たれ、負傷した。でも幸い命には別状はない。


──家族は大丈夫ですか?


ペレス:警察が彼らを逮捕して、家族は無事だった。


──予選Q2ではトップ5の速さを見せていたのに、Q3は伸び悩みました。何が起きたのですか?


ペレス:予選はQ2までは順調にいけていたし、Q3ではもっと上のグリッドに行ける感触があった。でも最悪の展開になってしまった。


──初日フリー走行も、1回目でトップタイムを出したのに、2回目は8番手と浮き沈みが激しかったです。


ペレス:FP1は本当にすべてがうまくいって、マシンにも力強さが感じられた。でも路面温度が高くなるFP2に向けてセッティングを少し変えたら、マシンバランスが激変してしまった。完全に一歩後退した感じだった。ただトラフィックに捕まったこともあって、本当のところはわからなかったんだけど。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第5戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

■「マックスの方がモナコでのマシンの理解が深くて、それがラップタイムに反映された」

──2日目は一気に気温が下がりました。


ペレス:そう。結局は、気温低下にうまく適応できなかったんだと思う。予選Q2の最後にペースが伸び悩んでいる感じがして、Q3に向けてアプローチを変えたんだ。でも1回目のアタックでは、フロントタイヤがしっかり温まってくれなかった。最後のアタックはセクター2まで順調だったけど、最後にトラフィックに捕まってしまった。あそこで大幅にタイムロスして、どうしようもなかった。


──それがなかったら、どこまでいけていたでしょうか?


ペレス:Q2のタイムでも、少なくとも6番手まではいけていたね。いろいろな要因があったにせよ、Q2タイムよりコンマ5秒も遅かったなんて、最悪の展開だ。


──マックス・フェルスタッペンも初日フリー走行ではマシンバランスに手こずっていましたが、そこから一気に速さを上げていきました。


ペレス:確かにマックスの方が、伸び代が大きかった。彼の方がモナコでのマシンの理解が深くて、それがラップタイムに反映されたということだと思う。僕は残念ながら、そこまでいけなかった。


──モナコGPはあなたにとってどれほど特別ですか。


ペレス:他のどんなグランプリよりも特殊なコースだ。そしてドライバーにとってはどこよりも走りがいがあって、いい結果を出すことに必死になれる。レッドブル・ホンダに移籍した今年のモナコはその意味で本当に期待していたけど、期待通りに進まないのもモナコなんだろうね。


 グリッド順位が最重要なのは十分わかっているし、オーバーテイクが簡単じゃないことも十分わかっている。でもレースではベストを尽くして、ひとつでも上でフィニッシュするつもりだ。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第5戦モナコGP 予選後、リモートで行われた会見に出席したセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第5戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第5戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)



(取材・まとめ 柴田久仁夫)


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