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F1技術特集アルファタウリAT02:クラッシュでさらけ出されたギヤボックス内部

2021年5月20日

 2021年第2戦エミリア・ロマーニャGPで角田裕毅がクラッシュ、マシンが破損したことで、アルファタウリAT02のギヤボックス内部が露呈した。F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルがそのレアショットを紹介する。


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 イモラ予選Q1での角田裕毅のクラッシュを、覚えている方も多いだろう。アタック中にターン15バリアンテ・アルタの出口で飛び出し、マシン後部からバリアに衝突した事故だった。


 今回紹介するのはこれまで未公開だった、ギヤボックス内部を撮影した写真だ。中継映像ではそれほどの大事故には見えなかったが、実際にはマシン後部がかなり大きな衝撃を受けていたことがわかる。

クラッシュにより露呈したアルファタウリAT02のギヤボックス内部
クラッシュにより露呈したアルファタウリAT02のギヤボックス内部

 F1のトランスミッションは、変速装置の役割だけではない。車体を構成する非常に重要なパーツの一つなのである。


「構造上の見地で言えば、F1マシンはシャシー、エンジン、そしてギヤボックスで成り立っている」と、アルファタウリのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは言う。


「ギヤボックスにはリヤサスペンション、衝撃吸収構造が直付けされている。エンジン動力を的確に後車軸に伝えるだけでなく、F1マシンの重要な構造材の役割を担っているんだ。この部分の設計に問題があると車体剛性が一気に下がり、マシンパフォーマンスに大きな影響を及ぼすほどにね」


 さらにエギントンは、「ギヤボックスは、空力上も無視できない存在だ」と言う。「コンパクトであればあるほど、空力の自由度が増す。アルファタウリに搭載されているレッドブル製ギヤボックスは、その点も極限まで追求されたものだ」


 クラッシュでギヤボックス内部が剥き出しになった写真は、F1では非常に珍しい。一般的なトランスミッションでは、ギヤを構成する歯車は螺旋状が普通だ。しかし二つのギヤを瞬間的に繋ぐF1のギヤボックスは、歯車は直線的に切られている。ここに見える2019年型レッドブル製ギヤボックスも、例外ではない。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)


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