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F1最多走行距離の記録を達成したライコネン「遅すぎるマシン」の改善求める

2020年8月19日

 アルファロメオのキミ・ライコネンは、F1スペインGPでひとつの記録を打ち立てた。F1レースにおいて83978kmを走ったのだ。これはF1決勝での最多距離記録であり、赤道上で地球を2周した距離を超えるものだ。この数字は実際にレースで走行した距離で、フリー走行や予選、テストセッションでの走行は含まれていない。


 ライコネンは2001年にザウバーでF1キャリアを開始し、2002年にはマクラーレンへと移籍した。2007年にはフェラーリに移り、同年に世界タイトルを獲得している。しかし今シーズンのライコネンは、アルファロメオの不調により好結果を残せずにいる。


 2019年の終わりにFIAがフェラーリのパワーユニット(PU/エンジン)の調査を行った後、フェラーリは今季パワーユニットの馬力不足に苦しんでいると言われる。同様にフェラーリのパワーユニットを搭載するアルファロメオとハースも今年低迷している。


 エンジンパワーの不足に加えて、アルファロメオのマシンには今シーズン開幕以降、何が欠けているとライコネンは考えているのだろうか?

2020年F1第6戦スペインGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2020年F1第6戦スペインGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

「明らかに僕たちは遅すぎる!」とライコネンは答えた。「僕たちはどこで間違えたのだろうか? 僕はマシンの設計だと思っている。昨シーズンの開幕時ぐらいの順位であることを期待していた。他のすべてのチームとの比較でみると、去年の方がずっと良かった」


「今年の僕たちが、望んだ位置、あるいは予想していた場所にいないことは確かなので、何かがおかしくなっているんだ。もっとダウンフォースが必要だ。効率的なダウンフォースがね。なぜならエンジンがこれだからね。これが現実だ」


「もし最高のシャシーがあったなら、もっと上につけられるはずだ。でもそうではないから、シャシーの面から改善する必要がある。難しい点は、修正が簡単ではないということにある。素早く直せるものではなく時間がかかる。でもうまくいけば一歩一歩問題を解決し、望む位置に立てるかもしれない」


「繰り返しになるけれど、僕たちはより効率的な空力を必要としている。すべてのコーナーを速く回れるようにね」とライコネン。


「バランスはかなり良いが、ラップタイムが伸びない。こんなふうに、自分たちに何が必要なのか言うのは簡単だ。でもF1で最も難しいのは、おそらく空力なんだ。楽に直せるようなものではない」


 それでもライコネンは、スペインGPでのマシンパフォーマンスには満足していたという。


「最終スティントで、ソフトタイヤを履いていた時、マシンは素晴らしいペースを出した。もう1セットあればよかったと思う。ソフトタイヤは本当に調子が良かったからね」と14位でフィニッシュしたライコネンは語った。


「残念ながらもう1セットはなかったから、最終的な結果は少し期待外れなものだった。本来もう少し上の結果を出せたはずだと思っている。全体的に見て、今週末はこれまでより多少良かった。マシンのパフォーマンスを最大限に引き出して、スピードを見つけるために、新しいことを試し続けていかなければならない。この方向で改善し続けていこう」



(grandprix.com/autosport web)


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