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元F1ドライバー、チーム売却を検討するウイリアムズには「経営体制に多くの過ちがある」と指摘

2020年6月4日

 元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーは、ウイリアムズは“何年も前に”経営体制を大幅に刷新すべきだったと述べている。シューマッハーによると、ウイリアムズ家はチームを現代のF1へ舵取りすることができなかったのだという。


 シューマッハーは1999年から2004年にかけてウイリアムズに所属していた。F1における彼の6回のグランプリ優勝はすべて、フェラーリとマクラーレンについでF1で3番目に成功したチームであるウイリアムズで達成したものだ。


 パフォーマンス不振と成績の落ち込みが続き、ウイリアムズの財政事情は大きな打撃を受け、チームオーナーはチーム売却を検討せざるを得なかった。こうした展開は、ウイリアムズ家の経営手腕の未熟さを批判するものだとシューマッハーは考えている。


「フランク・ウイリアムズも彼の娘(クレア・ウイリアムズ/副チーム代表)も、チームを現代的な方向へ導くことができなかったようだ」とシューマッハーが語ったと『Speedweek』は報じている。


「経営スタイルに多くの過ちがある。何年も前に若い管理職に道を開いておくべきだった。このことは私自身も経験している。時代は変わったのだ」


「フランク・ウイリアムズのやり方は、常に多大なプレッシャーを上からかけるというものだった。だが今では多くの若い人たちがF1を研究している。彼らのうちの一部は、トップクラスにほんのわずかの間しかいない。なぜなら操られるのを良しとしないからだ」

2003年F1第10戦フランスGP 表彰式
2003年F1第10戦フランスGP 表彰台に上がったラルフ・シューマッハー(BMWウィリアムズF1)、ファン・パブロ・モントーヤ(BMWウィリアムズF1)、ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)


 一方でシューマッハーは、ウイリアムズの身売りは、十分な資金を持った投資家にとっては素晴らしいチャンスになると考えている。


「だがそれはフランクとクレアが完全に身を引いた場合のみだ」


「私はレーシングチームとしては今も素晴らしいと思っている。もし私に適切なパートナーと資金があったら、すぐに関わりを持つだろう」


 今年ウイリアムズからF1にデビューするニコラス・ラティフィの父マイケル・ラティフィは、今年初めにチームに担保付きの融資を行っており、売却先の候補と見られている。


 だがシューマッハーはチームの買収について、2018年にフォースインディアを買収しようとしたロシアの富豪ドミトリー・マゼピンが、ウイリアムズ取得に興味を持つ関係者のなかではいっそう可能性が高いと指摘した。マゼピンの息子のニキータは今年、FIA-F2に参戦している。


「マゼピンは準備を始めているし、ラティフィと(ローレンス)ストロールよりも裕福だ」


「これまでにも彼は息子のために、各チームを買収してきた。F3からね。私はそのことを批判できない。なぜなら我々のスポーツを愛してくれる人々がいて、たとえ自分たちの子供のためであろうと、多額の資金を喜んで投資してくれるのだから、そのことは嬉しく思っている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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