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「モンツァでフェラーリにペナルティを出せないのは分かる」。メルセデス、ルクレールに関するFIAの裁定に皮肉

2019年9月11日

 メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、イタリアGP決勝でシャルル・ルクレールの行為に対するスチュワードの対応が、黒白旗による警告にとどまったことで、今後、ドライバーたちはより大きなリスクを冒したり、さらなる衝突を引き起こすことになるだろうと考えている。


 決勝レースの23周目、ルイス・ハミルトンがレースリーダーのルクレールを追い込みながら、ロッジアシケインへと向かった。ハミルトンはルクレールに並びかけたものの、ルクレールはポジションを防御、それによりハミルトンがコース外に押し出される形になった。この動きをスポーツマンシップに反すると考えたスチュワードは黒白旗を提示し、ルクレールに警告を行った。


 ウォルフは、ハミルトンが回避の行動をとったからこそ、ふたりのドライバーの衝突が避けられたのだと主張。ルクレールのこの行為に対して、ペナルティではなく黒白旗が使用されたことがマイナスの結果を生み出す可能性があるとして、懸念を示した。


「彼ら(スチュワード)は正しい判断を下すうえで、非常に難しい状況にある。常に疑いの余地もないほどに明確というわけではないからだ」とウォルフはレース後に語った。


「あのバトルは非常に激しいものであり、一線を超えていたかもしれない。そしてルイスは事故が起きないための対処をしたと思う」


「だが結局のところ、どうすればいいのだ? モンツァでレースをリードしているフェラーリに5秒のペナルティを科すのか? それは論外だ。そんなことになったら我々がここから出るのに警察の護衛が必要になってしまう」


「今後は接触するマシンが増えるだろう。それが当たり前のことになってしまう」とウォルフは付け加えた。


「再び接触が起きるところまでいくと私は考えている。その結果、また危険を回避する方向に向かうか、後戻りすることになる。それがお決まりのやり方だ。それまでは、ドライバーに競り合いをさせておこう」


 結局ルクレールを抜けないままレースを終えたハミルトンは、今回のインシデントに関するスチュワードの反応に困惑、判定に一貫性がないと示唆した。


「あれはレースの一部だったと思う。何度か、彼と衝突するのを避けなければならなかった。でも現在のレースはそういうものだ」と5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは語った。


「僕たちは常に一貫性を求めてきた。ルールはあるが、それが今日は順守されなかった」


「彼らは異なる結論を導き出した。なぜそうなったのか、僕には全く分からない。スチュワードたちは機嫌が悪かったのかな」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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