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ウイリアムズF1、パディ・ロウ離脱に伴い技術スタッフの拡大を検討。サマーブレイクまでに複数のアップデート投入も

2019年7月7日

 ウイリアムズF1チームは、前チーフテクニカルオフィサーのパディ・ロウがチームから正式に離脱したことを受けて、技術部門スタッフの拡充を検討している。


 チームにとって、2019年の活動はトラブルから始まった。マシン製造上の問題で2019年型マシン『FW42』の公開が遅れ、さらにはマシンの設計に欠陥も見つかり、ロウは開幕戦オーストラリアGPのわずか1週間前に“休職”に追い込まれた。 


 その後ウイリアムズとロウとの間で話し合いが持たれた結果、ロウのチームからの完全離脱が決まった。


 偶然の一致なのか、ロウの離脱が発表されてからわずか1週間後に、マクラーレンでエンジニアリングディレクターを務めているパット・フライがチームを離れるというニュースが流れてきた。


 ウイリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウイリアムズは、技術部門の今後の見通しについて、オーストリアで以下のように語った。


「私たちは、現在の技術管理チームに満足しています。そしてその更なる拡充に向けて、私たちの組織構造にとって最もふさわしい選択肢が何なのか、検討を重ねています」


「この件については決定を下し、発表の準備が整い次第、みなさんと共有するつもりです」


 クレアは、グリッド後方からの決勝レースをスタートするという厳しい戦いが2シーズンにわたり続いているウイリアムズの優先事項が、現在のパフォーマンスを向上させることにあることを強調した。


「私たちは、今この瞬間に集中すべきだと考えており、併せて将来をも見据えています。グローブのファクトリーにおいても、そのための真剣な努力が続けられています」


「チーム内では、ウイリアムズを可能なかぎり良いポジションに押し上げることができるように、多くの作業が進行しています。それは2020年や2021年に向けてではなく、現在の状況からすぐにでも一歩前に踏み出せるためにです」


「パディが3月に休職してからも、非常に優秀な技術管理チームが任務に当たっています」


「チーフデザイナーのダグ・マッカーナン、デザイン責任者のアダム・カーター、トラックサイドレースエンジニアであるデイブ・ロブソンといったメンバーが、まさに一丸となって取り組んでいるのです」


 クレアは、パフォーマンス向上に向けた努力の一環として、今月末から始まるF1サマーブレイクまでに、FW42に多くのアップデートを施すことを計画していることを明かした。


「直近の数レースを観戦した方はお分かりのとおり、私たちは新しいパーツを持ち込み、その多くがパフォーマンスレベルの改善に寄与することが証明できたため、実際に採用しました。上位との差は徐々に詰まってきています」


「すでに皆さんご存じのように、さらに多くのパーツを夏休み前の導入に向けて準備しており、それらについてもマシンのさらなるパフォーマンス向上に役立つことを願っています」


「私たちは、正しい方向に良い進歩ができていることを、とても喜ばしく思っています」


「何カ月にもわたり、ウイリアムズのスタッフたちにとって相当苦しい時期が続いてきましたが、ようやく再び正しい方向に進んでいるという実感が得られています」


「スタッフひとりひとりの歩みに、いわば弾みがついてきたと言えるでしょう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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