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“1000馬力超え”のフェラーリの秘密を探るライバルたち。レッドブル代表は「グレープフルーツジュースの香りがする燃料」に注目

2019年4月9日

 フェラーリがF1バーレーンGPで示したパワーユニット(PU/エンジン)の優れたパフォーマンスにライバルたちは注目、さまざまな分析を行っている。


 2019年第2戦バーレーンでフェラーリは圧倒的な速さを発揮、エンジンにトラブルが発生しなければ、シャルル・ルクレールはメルセデスを寄せ付けることなく、ポール・トゥ・フィニッシュを飾ることは確実だった。


 ライバルであるメルセデスやレッドブルはフェラーリの直線スピードの速さに注目している。メルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、「直線で彼らについていけるマシンはない。この状況では彼らに勝つのは難しい」と語ったとドイツのAuto Motor und Sportが伝えた。


 フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットは、バーレーンでメルセデスはダウンフォースを比較的高めにしていたために、直線でロスしたのだと語っていた。しかしウォルフは「ダウンフォースの問題だけで0.4秒や0.5秒違うことはあり得ない。エンジンのパワーが違うのだ」と主張した。


 Auto Motor und SportがGPSデータで分析したところによると、直線スピードではフェラーリが他を大きく引き離してトップであり、2番手に来たのはマクラーレンだったという。

■フェラーリのPUに圧倒的優位性。他との性能差は40馬力との説も

 フェラーリのパワーユニットは大きな向上を果たしたとして、メルセデスのチーフエンジニア、アンドリュー・ショブリンは次のように分析する。


「去年、彼らは加速の面で我々より優れていたが、トップスピードは同等だった。しかし今年は、ストレートの最初から最後まで彼らの方が速い。我々の場合、ストレートである程度のところまで来るとMGU-Kのパワーが切れてしまい、頭打ちになるが、フェラーリはそういうことがない。MGU-Kが最後まで機能しているようだ。彼らはエンジンと電気パワーの両方でアドバンテージを持っていると思う」

2019年F1第2戦バーレーンGP決勝 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のバトル
2019年F1第2戦バーレーンGP決勝 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のバトル

 フェラーリのエンジンは他より40bhp優れており、予選でフェラーリは1000bhpを超えるパワーを発揮しているとAuto Motor und Sportは推測している。


 一方で、フェラーリのパワーユニットを搭載するカスタマーチームであるハースとアルファロメオはワークスほどの強力なパワーを発揮していない。レギュレーションではエンジンマニュファクチャラーはカスタマーチームにも同じパワーユニットを供給しなければならないと定められている。


 レッドブルのチーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューウェイは、「FIAはエンジン規定に関する抜け穴はすべてふさいだものと考えていた」として、フェラーリの優位性がどこにあるのか強い関心を示している。


 レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェラーリが使用するシェルの燃料に秘密があるのかもしれないと示唆した。
「フェラーリの燃料はグレープフルーツのようなにおいがする」とホーナーは述べている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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