F速

  • 会員登録
  • ログイン

エクレストン、“標準以上の安全性”を持つF1マシンに懸念「リスクが減るとファンは魅力を感じない」

2018年3月27日

 F1の元最高権威者バーニー・エクレストンは、F1における安全性の追求はドライバーの栄光とオーラを損ね、彼らに対する観衆の印象を変えてしまっていると考えている。


 F1は、リバティメディアとFIAによる運営のもとで、現代的な社会および環境規範に合致するよう、導かれつつある。


 昨年初頭に職務を退いて以来は外部よりF1を見守っているエクレストンによると、F1の段階的な変化が、ファンにとっての魅力の大部分をグランプリレースから削いでしまっているという。


「昨年、私はリスクの概念についてセバスチャン(・ベッテル)およびルイス(・ハミルトン)と話をした」とエクレストンはベルギーの日刊紙Le Soirに述べた。


「彼らのことを過激な人間だと思ってはいけない。特に、今や父親となったセバスチャンはそうではない。だがふたりとも、自分は平均的な人間が決してできないことをやっていると感じていると私に話した。それこそが彼らが称賛を受けている理由だ」


「サーカスの軽業師の綱渡りを見るといい。地面からずっと高い所の綱の上を歩いて、観客の注目を集めている。そしてもちろん、彼らは称賛を得る」


「だが観客がそこにいるのは、軽業師がとても高いリスクを負っているからだ。もし同じことを地面からたった1メートルのところでやっていたら、誰も見はしない!」


 87歳のエクレストンはF1とサーカスの類似点を指摘するが、彼はF1が安全性に重点を置いていることにある程度は理解を示している。しかしながら、彼はハロを支持してはいない。


「今のマシンには標準以上の安全性がある。誤解しないでほしいが、それは非常に良いことだ」とエクレストンは語った。


「しかしハロときたら! 精密科学だからといって、提案されたソリューションが絶対安全だというのだろうか。まったくナンセンスだ」


「このことが、今日のF1には危険性が少ないことをほのめかしている。したがって、軽業師が転落するのを見にサーカスに行くような一部の人々にとっては、魅力も訴求力も減ってしまっている……」


 新シーズンでは誰もがトップ集団による熱戦を、1年を通して見ることを期待しているが、エクレストンは今シーズンのタイトル争いも予測のつかない展開にはならないと考えている。


「現実的になろうではないか。F1にはもはや昔あったような魅力も、今あるべき魅力もないのだ」とエクレストンは主張する。


「今年は誰がタイトルを獲得すると思う? ハミルトンに決まっている! もちろん色々なことが起こるだろうが、観客にしてみれば疑問の余地はない」


「そのような状況で、誰がレースに行くのを楽しみにしているだろう? 彼らはただテレビで観戦するだけになるだろう。そして何が起きるか考えたところで、結局勝つのはルイスなのだ……」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号