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【技術特集】ホンダF1パワーユニットは、なぜあれほどに壊れ続けたのか(3):ベアリング周りも一から見直し
2017年12月27日
2017年のホンダ製F1パワーユニットは、まるでガラスのように脆い存在だった。フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、PU由来のトラブルで計9回のリタイアに見舞われ、合計390ものグリッド降格ペナルティを科された。これほどの信頼性の低さを、いったいどう理解したらいいのだろうか。F1i.comで技術分野を担当するニコラ・カルペンティエが分析する。
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シーズン開幕後も、基本的なパッケージが何とか機能するようになるまでに、数レースを経なければならなかった。今季序盤で特に目立ったのが、MGU-Hの度重なるトラブルだった。中でも第3戦バーレーンGPでは、ストフェル・バンドーンのマシンに計5基ものユニットを積み替えたにも関わらず最終的にバンドーンはスタートすらできずにレースを終えた。
さらに第6戦モナコGPでは、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソに代わって出場したジェンソン・バトンをトラブルが襲った。初日後の点検でMGU-Hの回転に渋りが出ているのが見つかり、交換を余儀なくされた。ホンダはバーレーン後にMGU-Hに対策を施し、大丈夫なはずだったが、わずか2レースしか持たなかったことになる。
モナコを終えた後の長谷川祐介ホンダF1総責任者(当時)は、「耐久性を完璧なものにするために、できるだけの改良の必要がある。中でもベアリング周りは、一から見直さないと」と語っていた。
しかしオイルタンク、MGU-Hと次々にトラブルに直面し、その解決に追われたホンダ技術陣は、その後新たな問題に直面することになる。
(第4回に続く)
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
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※シンガポールGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

2025年F1カレンダー
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