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レッドブルF1首脳、タイトルの可能性を失ったフェルスタッペンに「申し訳ない」

2017年7月12日

 レッドブルF1のチーム首脳陣は、2017年シーズンでたび重なるリタイアに見舞われているマックス・フェルスタッペンに対して、ひどく「申し訳ない」と感じている。


 これはフェルスタッペン自身が明らかにした話であり、今シーズンに好成績をあげてタイトルを獲得できる可能性は、自身にもチームにも、もはやまったくなくなったと語っている。


 フェルスタッペンは最近の3戦をいずれも完走できなかった。それだけでなく、今シーズンはこれまでの9戦中、完走できたのはわずかに4戦。直近では先週行われたオーストリアGPで、トロロッソのダニール・クビアトが引き起こしたアクシデントに巻き込まれてリタイアを余儀なくされている。


 しかしシーズン全体をとおしてみれば、何よりもフェルスタッペンを苛立たせているのは『RB13』の信頼性の低さである。チームメイトのダニエル・リカルドは5戦連続で表彰台を獲得しており、この問題に影響を受けていないようにみえることが、フェルスタッペンの不満をさらに大きくしている。


 フェルスタッペンはオランダのDe Telegraaf紙の取材に、以下のように語った。


「ここまでを考えると、『いつまでこの状態が続くんだ?』と思わずにはいられない。チームが懸命に仕事をして、ベストを尽くしていることはわかっている。だけどいつも何かに台無しにされてしまうんだ」


 フェルスタッペンはまた、チーム首脳陣である代表のクリスチャン・ホーナー、モータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ、オーナーのディートリッヒ・マテシッツから、現状に関して何か伝えられたかを聞かれた。


 フェルスタッペンは肩をすくめて「彼らが何か言ったかって?」と聞き返し、「本当に申し訳ない。こうしたことは起きてはいけないことだと言われたよ」と続けた。


「僕からははっきりと、いまは満足な状況ではないと伝えた。だけど、それは彼らはもうわかっていると思う。僕はもう、今シーズンのワールドチャンピオンを狙うことは考えていない。ひとつひとつのレースで良い結果を出していくだけだ」


 レッドブルのこの状況から、フェルスタッペンがチームを離れてフェラーリに移籍するのではないかという憶測が出ている。しかしレッドブル側は、チームは2018年もフェルスタッペンと契約済みであると主張する。


 フェルスタッペン自身も、イタリアのAutosprint誌の取材に対し「僕には契約があるし、チームが良い仕事をしてくれると思っている」と答えた。


「だけど、パッケージ全体は成果を出せるものでなければいけない。今のところ、そうなっていないと思うんだ。ストレートで最速なのが、僕たちのマシンでないことは明らかだ」


「いまは本当に良くない時期だし、僕自身すごく失望している。でも、まだたくさんのレースが残っている時期なのだから、チームのみんなが前へ進めるように鼓舞することが大切なんだ」とフェルスタッペンは付け加えた。


 ホーナーは「いろいろな憶測が飛んでいるが、我々のドライバーたちには一切問題がない。ふたりは素晴らしい仕事をしてくれているし、彼ら以外のドライバーを乗せたいとは思わない」と述べた。


 ただしホーナーは、現状では今季のコンストラクターズ選手権を勝つ見込みがなくなったことは認めている。


「チャンピオンシップ制覇については、考えるまでもなくなった。今は上下どちらのチームからも離れたところを単独で進んでいる」


「いまは改善できた部分に、さらに積み重ねていく作業に集中している。特にバルセロナ以降はそういうスタンスだ。シーズン後半戦を、前半よりも競争力の高いチームとして戦うために努力している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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