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レッドブル「巻き返しならお手の物」。F1スペインGPでシャシーを“刷新”、タイトルを狙う

2017年4月21日

 レッドブル・レーシングは、メルセデスやフェラーリとの優勝争いに加わることを目指し、スペインGPでシャシーに大きなアップデートを加える計画であることを明かした。


 2017年、F1テクニカルレギュレーションにおいて空力面で重要な変更が行われたことで、レッドブルがチャンピオン有力候補になるのではないかと予想されていたが、シーズン序盤3戦ではメルセデスとフェラーリから大きく遅れをとっている。


 これまでフェラーリが2勝、メルセデスが1勝を挙げているが、レッドブルは中国GPでのマックス・フェルスタッペンの3位が最高位であり、ポイントリーダーのフェラーリとの差はすでに55点に広がっている。


 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、ルノーのパワーユニットが信頼性の問題を抱え、暫定的に昨年型のMGU-Kに戻さざるをえなかったことなど、パワーユニット面の影響が大きいと主張しているが、一方でシャシーもパフォーマンス不足であることを認めている。


「ふたつの問題を抱えている。信頼性の問題によってルノーの開発ペースが鈍ったこと。そして期待していたようなパフォーマンスを持つシャシーを作り出せていないことだ」とマルコはF1公式サイトのインタビューにおいて語った。


「だが我々は休みなく取り組み、遅れを取り戻そうとしている」


「バルセロナでは大きな向上が見られるとかなり期待している。パーツを大きく変更する予定だ」


 このアップデートはかなり大規模なものになるのかと聞かれたマルコは「そうだ。バルセロナでシャシーは“刷新”される。ルノーの方は、モントリオールに向けて計画を持っている」と答えた。


 マルコは、セバスチャン・ベッテルの時代にシーズン後半に追い上げてタイトルを獲得した経験があることから、「巻き返しならお手の物だ」と自信を示している。


 バーレーンGPの週末、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、シャシーに関して他とは異なるコンセプトを選んだことは間違っていないとの考えを改めて示し、今後開発によってポテンシャルを引き出せると主張した。


 バーレーンでレッドブルの調子は上向き、予選でも決勝でもふたりのドライバーたちはパフォーマンスに関してポジティブな感想を述べていた。


 決勝序盤にブレーキトラブルでリタイアしたフェルスタッペンは、バーレーンの気温の高さがプラスに働いたのではないかと考えている。フェルスタッペンは、より気温の高い土曜FP3ではトップタイムを記録した。


「マシンのパフォーマンスはすごくよかった。特に決勝で好調だった」とフェルスタッペン。


「(3番手を走る)ルイス(・ハミルトン)は上位勢に追いつくためにプッシュしていた。僕はそのルイスを追いかけようとしていたんだ。すごく好調だったと思う」


「路面がタイヤにかなり厳しくて、それが僕らのマシンにとてもよく合っていたんじゃないかな」


 一方で、ソフトタイヤでのペースには懸念もある。ダニエル・リカルドは、レース中、セーフティカーによるリスタートの後、ウイリアムズのフェリペ・マッサに抜かれ、約10周にわたって抜き返せなかったことから、現在抱える問題点を感じたと述べた。


「メルセデスやフェラーリは、タイヤをうまく機能させることができる。僕らよりもずっと大きなダウンフォースを備えていて、タイヤの温度を上げやすいからだ」とリカルド。


「僕はフェリペに抜かれ、その後、数周は彼においていかれた。それが僕らの問題を示していると思う」 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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