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ロズベルグF1引退の影響か。指示無視のハミルトンに処罰なし

2016年12月6日

 アブダビGPでルイス・ハミルトンがチームの指示に従わず、故意にペースを落とし続けたことが問題視されたが、メルセデスはこれに関して罰を与えないことを決めた。


 ハミルトンが今年のタイトルを獲得するには、最終戦で自分が優勝し、なおかつニコ・ロズベルグが4位以下に落ちる必要があった。レースをリードしたハミルトンは、2位を走るロズベルグに後続が追いつけるよう、ペースをコントロールし、その結果、セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンがロズベルグのすぐ後ろを走行する状況となった。チームはハミルトンにペースを上げるよう繰り返し指示したが、彼はそれを無視し、あくまで自身のタイトルのチャンスにこだわり続けた。しかし最終的にロズベルグは2位を守り切り、初めてチャンピオンの座に就いた。


 レース後、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフはチームの指示を無視するドライバーに寛容であるつもりはないと発言しており、イギリスメディアはハミルトンが罰金、出場停止あるいは解雇といった厳しい処罰を科せられるのではないかと書き立てていた。


 しかしロズベルグが電撃引退したことで、ロズベルグの後任探しに集中するため、また、ハミルトンまで失うリスクを避けるため、処罰の検討はなされなくなったとThe Mail on Sundayが伝えた。同紙に対してメルセデスのノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダは「ルイスには何も言う必要はない。アブダビでのレースの仕方には何の問題もない。この件については幕引きをした」と語った。


 メルセデスのエグゼクティブディレクターであるパディ・ロウは「(アブダビの)結果は素晴らしかったと思う。我々チームだけでなくF1全体にとって素晴らしいエンディングになった」と語ったとSky Sportsが伝えた。
「確かに私はルイスにペースを上げるよう指示したが、結果には満足している」  



(AUTOSPORTweb)


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