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F1 Topic:伝統の1戦も見納めか。開催継続が危ぶまれるブラジル
2016年11月21日
フェリペ・マッサのラスト母国レースと、フェリペ・ナッセの今シーズン初入賞に沸いた今年のブラジルGP。しかし、その盛り上がりとは裏腹に、レース終了後、早くも暗い影が迫り始めていた。それは、来年の開催継続が厳しい状況になっていると、地元の人々がささやき始めているからである。
最大の理由は、スポンサーを失った主催者とF1の興行権を持つFOMが、開催権料を巡って折り合いがついていないからだ。ブラジルはリオ五輪後に景気が急速に悪化。10月に行われたサンパウロ市長選でも、ブラジルGP開催に消極的だとされている民主社会党(PSDB)から立候補していたジョアン・ドリアが大差で決選投票を待たずに当選を決め、新市長に就いている。実際、当選直後に行われたテレビインタビューでも、「インテルラゴス・サーキットの民営化を積極的に進めたい」と語っていたほどだ。
来年のカレンダーで、ブラジルGPは現在、暫定扱いとなっており、不透明な状況である。
日曜日のレース後、これまで一度も勝利していなかったブラジルGPを制したハミルトンは「今年のブラジルGPは僕のカーナンバーと同じ44回目の開催だったから、本当にスペシャルな勝利だった」と喜びを爆発させながらも、「もし今シーズン限りで本当にブラジルGPなくなったら、本当に寂しい」と語り、伝統のグランプリ消滅を危惧していた。
1973年に初めてF1が開催されてから、南米大陸でのF1の砦を守ってきたブラジルGP。マッサとナッサの涙は、ブラジルGPへの思いも詰まっていたのかもしれない。
(Text : Masahiro Owari)
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※シンガポールGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

2025年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

