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勝者ハミルトンがレース後に意見、ロズベルグの予選「罰則なし」に異議あり
2016年7月25日
2016年F1第11戦ハンガリーGPで優勝を果たしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、予選でのニコ・ロズベルグの走りにペナルティが与えられなかったことで、下位カテゴリーで戦うドライバーの黄旗区間での走りに悪い影響を与えかねないと語った。
ロズベルグは、Q3でフェルナンド・アロンソがスピンを喫したあと、ダブルイエローが提示された区間で一時減速するも、そのまま最後まで走りきりポールポジションを獲得した。一方のハミルトンは、減速してアタックを断念。ポールポジション獲得の機会を逃した。
ハミルトンはレース後、ロズベルグに罰則が与えられなかったことに関して、まだ懸念を感じていると口にした。
「もしダブルイエローが提示されたら、マシンを減速させる準備をしなければいけないんだ」とハミルトン。
「ニコは僕が前の周に記録したスピードと同等の速さでコーナーに差しかかっていたんだ。実際、彼はペナルティを受けなかったから、これから僕たちは気をつけなければならなくなった。なぜなら下位カテゴリーを含めたすべてのドライバーたちは、ダブルイエロー区間では、わずかな減速だけで十分だという認識を持ったからね。非常に危険なことだと思う」
「これまではシングルイエローでコンマ2秒、ダブルイエローだとコンマ5秒失われることになっていたけど、次のレースからは、ポールポジションをかけて争う際、ダブルイエローが出た場合わずか0.1秒のロスだけでいいことになる」
一方当事者のロズベルグは、黄旗での安全基準について十分に理解していると主張する。
「ダブルイエロー区間で減速しなければいけないのは知っている。僕は20km/h減速してコーナーに入った。F1マシンで20km/hというのは大きな違いだよ。すべては安全だった」
「ブレーキングポイントの30m手前でリフトさせて、エイペックスに到達するまで20km/h落とした。そして、よりタイトなラインを選んでからまたアクセルを踏んだんだ。(減速は)明らかだったし、スチュワードは僕にペナルティを与えなかった」
路面状況が良くなっていくというコンディションだったため、1周前のタイムを上回る可能性は高かった。
「すべてのアタックでタイムを上げるつもりだった。路面状況は完全なドライコンディションではなかったからね」
レッドブルのダニエル・リカルドは、これはドライバーたちにとって長い間きちんと議論しておきたかった問題だという。
「シングルイエローでは、ドライバーは実際に減速していない場合でもスチュワードには減速したと見せている。ただしダブルイエローは、もっと重要な意味を持つからね。シングルイエローとは大きな違いがあるから注意しなくてはいけないんだ」
予選後ロズベルグにペナルティが出ることはなく、決勝ではポールポジションから2位に終わったあとでも、この問題に対する議論は続いている。
(Translation:Yuki Takayama)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

