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戦闘力不足に苦しむルノー、新サスペンションをシルバーストンで比較テスト

2016年7月14日

 今季序盤から続いている苦戦を脱するべく、ルノーがシルバーストンテストに大量のサスペンションパーツを持ち込んで、評価作業を行った。 


 今年ルノーのパワーユニットは長足の進歩を示しており、それは事実上のカスタマーであるレッドブルのパフォーマンスによっても証明されている。ただ、復活したワークスチームは、R.S.16シャシーの戦闘力不足により苦しい戦いを続けてきた。その主な弱点はサスペンションにあり、特に路面のバンピーなサーキットで、クルマがひどく扱いづらいのだという。


 シルバーストンで行われたインシーズンテストの最終日、ルノーのステアリングを握ったジョリオン・パーマーは、この問題の解決を目指して、新しいサスペンションとこれまでレースの週末に使ってきた仕様の直接比較テストに専念した。


 メカニックたちが昼休みの間にサスペンションを交換している傍らで、パーマーは「今回のテストで試すために、チームはサスペンションの大規模なアップデートを持ち込んだ。新しい空力パーツもいくつかある」と語った。


「新しい開発部品はシーズンを通じて投入されるけど、現時点で最も力を入れているのはサスペンションなんだ。今日の走行時間を使って、新旧の仕様の比較テストをする。有意義な発見があることを願っているよ」


「午前中はレースの週末とは少し違う仕様で走った。これから以前の仕様に戻して、何がどう違うのかを確かめる予定だ」


 今年F1のレギュラードライバーとしてデビューしたパーマーは、これまでのところ、かなり厳しいシーズンを送っている。現時点でのベストリザルトは開幕戦オーストラリアGPでの11位で、特に過去5戦では3回のリタイアを喫した。


 先週末の母国グランプリでも、彼はギアボックストラブルのため37周で戦列を去っているが、それでも日曜のレースでは「ポジティブな成果がいくつもあった」と述べている。


「ウエットでのフィーリングは良かったんだ。僕はケビン(チームメイトのマグヌッセン)の前を走っていて、グロージャンにも追いつきそうだったから、状況は決して悪くなかった」


「F1でのウエットレースは、僕にとってはまだ2度目だった。前回のモナコはあまりうまく行かなかった(レース序盤にクラッシュしてリタイア)けど、今回はあれよりもずっと良かったよ。ウエットタイヤからインターとスリックへの履き替えも経験できた」


「とにかく、先週末のレースはあらゆる面でポジティブだった。結果として、僕のレースはずいぶん早い段階で終わってしまったけど、マシントラブルだけはどうしようもないからね」



(Translation:Kenji Mizugaki)


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