最新記事
- マクラーレン、シンガポールでの接触を検証、...
- 従来型のウイングで走行、ひとつ前の型は“ス...
- マクラーレンのノリス、スプリント予選の最終...
- 「やっぱ、ダウンフォースすげえな」坪井翔が...
- 【正式結果】2025年F1第19戦アメリカGP スプ...
- ノリスが最速、ヒュルケンベルグが2番手に飛...
- 【タイム結果】2025年F1第19戦アメリカGP フ...
- アップルがアメリカにおける5年間のF1放映権...
- 苦戦する元僚友ハミルトンには「いい瞬間も少...
- スプリントの有無で「チケットの売れ行きは変...
- 不本意な解雇から身を守り、報酬の増額も果た...
- 【F1コラム】歴史あるGPが消滅、誤った方向に...
ホンダF1がシミュレーション関連のパートナーと訣別。2019年のパワーユニット開発に影響か
2019年1月7日
ドイツの自動車専門誌『アウトビルド』の報道によれば、ホンダは世界最先端のシミュレーション技術を誇るオーストリアAVL社とのパートナー契約を最近解消したとのことだ。解消の理由は、同社のプロジェクトリーダーとホンダのエンジニアたちとの意見の相違だという。
オーストリア・グラーツに本拠を置くAVL社は、市販車からレーシングカーにいたる内燃機関、ハイブリッド、電気モーターなどあらゆるパワートレインの開発、テスト、シミュレーションを手がける世界最大の企業で、F1ではフェラーリも顧客のひとつだった。
しかし今回のホンダと同様に、プロジェクトリーダーとの仲たがいで契約を解消している。ホンダは現行パワーユニットの開発に際して、AVL社のシミュレーション技術に大いに助けられてきたという。
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、アウトビルド誌の報道を認めた上で、「すでにホンダは対応策を取っており、問題はない」とコメントした。一方でマルコ博士は、ホンダとパワーユニット開発で協力関係を培ってきたマリオ・イリエンの技術力に疑問を呈する発言もしている。
マルコ博士によれば、ホンダはここ2年ほど悩まされてきたエンジン本体由来の異常振動の解決に、イリエンはある程度の貢献を果たしたとのことだ。しかしその代償として、期待したほどのフルパワーは今も発揮できていないという。そこでホンダはイリエンとの協力関係にも見切りをつけ、今後は独自の開発に舵を切ると見られている。
「しかしホンダとのパートナーシップは、必ず成功すると私は信じている」と、マルコ博士は言明した。
「すでに性能面では去年時点でルノーを抜いているし、2019年シーズンもいっそうの進化が期待できる。マックス(フェルスタッペン)もチームを引っ張ってくれるはずだしね。成功の要素は、すべて揃っているよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ:Kunio Shibata)
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

