2024年F1第3戦オーストラリアGP 予選トップ3のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)

【】Q3で初めてトップに立ったフェルスタッペン、2番手に0.270秒差「自分でも驚いた。ポールは予想外」レッドブル/F1第3戦

3月23日

 2024年F1オーストラリアGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季3回目のポールポジションを獲得。セルジオ・ペレスは、3番手タイムを記録したが、Q1でニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のアタックを妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを受けた。

 フェルスタッペンは、Q1、Q2と3番手にとどまったものの、Q3では2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)に0.270秒差をつけてトップに立った。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第3戦オーストラリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分16秒734:ソフトタイヤ/28周)
予選 1番手(Q1=3番手1分16秒819:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分16秒387:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分15秒915:ソフトタイヤ)

 いつもより困難な週末だったけれど、ポールポジションを獲得できて、最高の気分だ。ポールを獲れるとは思っていなかった。でも予選のなかで、着実に改善していき、よりプッシュできると感じるようになった。

 週末を通して、グレイニングに苦労してきたし、理解すべきことがたくさんあった。チームと協力し合ってマシンの微調整を続けていくしかなかった。そうすると、マシンバランスが良くなってきて、セッションが進むにつれて、コントロールしやすくなった。Q3でのラップにはとても満足しているし、自分でも驚いている。Q1とQ2で情報を集めて、とても良いラップを2周走ることができた。

 明日は幾分未知数の部分がある。このトラックではミスを犯しやすいし、タイヤの管理が難しいからね。

 少し厳しい週末を過ごしてきたし、明日が楽なレースになるとは思わない。それでも困難を抱えながらポールポジションを獲得したことは、誇りに思えるよ。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)
2024年F1第3戦オーストラリアGP 予選トップ3のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 7番手(1分17秒014:ソフトタイヤ/28周)
予選 3番手(Q1=2番手1分16秒805:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分16秒631:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分16秒274:ソフトタイヤ)

セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第3戦オーストラリアGP 予選後に健闘を称えあうセルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

(ペナルティ確定前のコメント)

 かなりトリッキーだった。ソフトタイヤにとても苦しめられて、ソフトでペースを上げるのがとても難しかった。それでも最終的にはとてもうまく機能し、タイヤから最大限の力を引き出すことができた。

 最後のラップはベストの出来ではなく、ターン1で0.1秒を失った。うまくやれば2番手に手が届いたと思うけれど、3番手でもうれしい。グリッドのクリーンな側からスタートして、そこから戦っていけるだろう。良いスターティングポイントだし、自信がある。強力なスタートを決めて、すぐさまカルロス(・サインツ)の前に出たいと思っている。

 去年よりもタイヤのデグラデーションがとても高いので、フェラーリとの戦いはチャレンジになるだろう。戦略とタイヤマネジメントが鍵になる。目指す結果をつかめるといいね。それができればチームにとって素晴らしいことだ。



(autosport web)