
【】アルピーヌがダブル入賞。ポジションスワップでアロンソを追うも8位には届かず/F1日本GP決勝
9月25日
2023年F1日本GP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは9位、ピエール・ガスリーは10位を獲得、ダブル入賞を果たした。チームは、終盤、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をオーバーテイクすることを目指し、より新しいタイヤを履いたガスリーをオコンの前に出して、アタックさせたが、ガスリーがアロンソを抜けなかったため、最終ラップでポジションを戻した。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=9位(53周/53周)
14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
まず何よりも、また2台が揃ってポイントを獲得できたのが本当に良かった。チームは難しい戦略をうまく最適化したし、僕らのコース上でのパフォーマンスも全体としては良かったと思う。
1周目のレーシングインシデントで、序盤戦はトリッキーなものになった。実際、あの時点でレースを終えることになってもおかしくなかったけど、うまくリカバリーできたよ。タイヤのマネージメントも狙いどおりで、ピットストップも文句なしだったし、最後はポイントも獲って一日を終えられたからね。チームとしてより多くのポイントを獲得するための、優れたチームワークだったと思う。最終的には、僕らに与えられたものを最大限に生かせたんじゃないかな。
学ぶべきこと、みんなでよく話し合うべきことはたくさんある。2週間後のカタールでは、さらにいいパフォーマンスを発揮したい。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=10位(53周/53周)
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
このダブルヘッダーを2戦連続のポイント獲得で終えることができた。それも今日は12番手グリッドからのポイントフィニッシュだ。僕自身について言えば、とてもポジティブなレースだったと思う。ミディアムとハードのどちらのスティントでも速くて、ポイント争いに加わることができたからね。競争力は十分にあるように感じられ、ペースの点でも前を行くフェルナンド(・アロンソ)にさほど劣らず、もっと差を詰めることもできたかもしれない。
チームとして、次回はもっとうまくやれる点がなかったか、再検討すべき点がいくつかある。とはいえ、やはり一番重要なのは、チームがダブルポイントフィニッシュを果たしたことだ。
(autosport web)
エステバン・オコン関連記事
- オコン、1回ストップで8列目から4位「タイヤ管理が鍵だった」アルピーヌ/F1第22戦
- ガスリー15番手から7位「フェラーリやメルセデスと争うことができた。今季ベストのパフォーマンス」アルピーヌ/F1第21戦
- オコン、粘り強くヒュルケンベルグを攻略し10位「“ネバーギブアップ”が今日のテーマだった」アルピーヌ/F1第20戦
- オコン「接触によるフロアのダメージが大きかったので、レース続行を諦めるしかなかった」アルピーヌ F1第19戦決勝
- オコン、猛暑による体調不良に苦しみながら7位入賞「正直、地獄だった」アルピーヌ/F1第18戦
- アルピーヌがダブル入賞。ポジションスワップでアロンソを追うも8位には届かず/F1日本GP決勝