Masahiro Owari

【】F1パワートレイン事情:2026年に向けた布石となるアストンマーティンの公式潤滑油パートナー

7月17日

 F1第11戦イギリスGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがそれぞれパワーユニットの主要4コンポーネント(ICE、TC、MGU-H、MGU-K)に3基目を投入した。イギリスGPでは、レッドブル勢以外にも、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とニック・デ・フリース(アルファタウリ)がレッドブルと同様、主要4コンポーネントを3基目にし、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は主要4コンポーネントのうち、MGU-Kを除く3コンポーネントを4基目にした。

 トップ4チームの中では、すでにフェラーリがMGU-Kを除く3コンポーネントを3基目にしている。イギリスGPでは同じフェラーリ製パワーユニットを搭載しているハースのケビン・マグヌッセンが『エンジンに問題が出て』リタイアした。マグヌッセンはすでに3基目のICEを使用しているため、次のハンガリーGPでは4基目を搭載する可能性が高い。

 フェラーリ勢が信頼性に頭を抱える中、2人に3基目を投入したレッドブルはホンダRBPTのパワーユニットに全幅の信頼を寄せている。


…記事の続きは一般会員登録後閲覧できます。

この記事は一般会員専用のコンテンツとなります。

※月額216円の一般会員登録を行う事で、F速独自の連載コンテンツを閲覧することができます。

※プレミアム500会員は、一般(216円)+プレミアム会員(324円)が一つの契約で一括登録される会員状態となります。プレミアム会員に登録すると、厳選されたF速本誌の最新記事をお楽しみいただけます。
会員登録ページへ
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。