
【】ガスリー「ランスにヒットされてサスペンションが壊れてしまった」アルピーヌ F1第11戦決勝
7月11日
2023年F1第11戦イギリスGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは18位、エステバン・オコンはリタイアでレースを終えた。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=18位DNF(46周/52周)
このところ幸運を始めとして、いろいろなものに見放されているようだ。フェルナンド(・アロンソ)の背後に食らいついて、いいレースをしていたんだ。本来なら最後まで彼と戦い続けることができたと思う。
ただ、残念なことに、僕のピットストップの直後にセーフティカーが入り、そのタイミングの悪さでポイント圏内からは脱落してしまった。その後、トップ10のポジションを取り戻そうと戦っていたところ、僕にはどうしようもない出来事によってレースを終えることになった。ランス(・ストロール)にヒットされて、サスペンションが壊れてしまったんだ。
これからも主なライバルたちと戦い続けるには、チームとして取り組むべきことがたくさんある。チームが一丸となって態勢を立て直し、今日よりもいい結果を出せるという自信を持ってブダペストへ向かうつもりだ。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=DNF(9周/52周)
この週末はまるで運がなくて、日曜のレースもそれを象徴するような結果に終わった。スタートはまずまずだったのに、ハイドロリック系のオイル漏れで僕のレースは早々と終わりになったんだ。最終的にチームとしてもポイントを獲れなかったのが本当に残念だ。
競争相手になるチームが、ここ2戦で大きく進歩していることを考えると、僕らもしっかり対策をして態勢を立て直す必要がある。全体として、今週末はこのクルマのポテンシャルを最大限に引き出せなかったようだ。どうすればもっと強くなれるかを理解するために、見直すべき点がいろいろとあるのは間違いない。次のブダペストはお気に入りのサーキットのひとつで、僕にとっては素晴らしい思い出もある。ここから反撃して、いい結果を残したいと思っている。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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