【】ルクレール「一貫性のないマシンで苦戦。突然のボトミングも」フェラーリ/F1第5戦決勝
5月8日
2023年F1マイアミGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは7位、カルロス・サインツは5位だった。
サインツはグリッド位置の3番手を維持してレースをスタートしたが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にかわされて4番手に。18周目にミディアムタイヤからハードに交換した後、サインツはマシンに苦しみ、一貫したペースを出すことができなくなり、5位までポジションを落とした。
なお、サインツはピットストップ時にピットレーンのスピード違反を犯し(制限速度80km/hのところ、これを2.2km/h超過)、5秒のタイムペナルティを科された。しかしタイム加算の結果、ポジションに変更はなかった。
ルクレールもマシンに苦労していたが、タイヤ交換で15番手まで順位を落とした後、なんとか入賞圏内に戻り、グリッドと同じポジションでフィニッシュした。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=7位(57周/57周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
高速でのボトミングに苦労した。金曜と土曜には経験していなかったことだ。マシンを最後まで走らせることに集中するしかなかった。全体的に見て、あまりいいレースではなかった。
予選では強力なのに、決勝でペースが不足している理由を理解するために取り組む必要がある。これからも努力し続けるよ。今後のアップグレードによって一歩前進できることを願っている。
(レース後に語り)カルロスとも話をしたんだけど、僕たちに欠けているのはマシンの一貫性だ。コーナーによって違うということでもない。同じコーナーでも、ひどいオーバーステアになったり、ひどいアンダーステアになったりと、バランスが変わる。僕たちのマシンは風の影響をとても大きく受けるんだ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=5位(57周/57周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
タフなレースだった。ミディアムタイヤでのファーストスティントはうまくいったが、早い段階でフェルナンド(・アロンソ/アストンマーティン)をアンダーカットしようとして、ピットから出てすぐに、トラフィックを抜けるために、ハードタイヤをプッシュしなければならなかった。その代償を多少払うことになったのだと思う。それでも全体的に、レースペースに苦しんでいたのは明らかだ。
今日は悔しいレースだったけれど、解決策を探り続ける。今後数戦のうちに、チームとして前進できると信じているよ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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