Masahiro Owari

【】3分で読むF1ココだけの話:ウイリアムズがメルセデスの戦略責任者をチーム代表として迎え入れた理由

1月17日

 2023年のF1界に新年早々、大物の移籍というニュースが飛び込んできた。

 メルセデスで長年ストラテジスト(戦略家)を務めてきたジェームズ・ボウルズがウイリアムズへ移籍した。ただし、その役職はメルセデスとは異なり、ウイリアムズではチーム代表に就任する。

 元々、エンジニアとしてブリティッシュ・アメリカン・レーシングでF1のキャリアをスタートさせたボウルズがストラテジストに転身したのは2009年。この年、チームはF1を撤退したホンダに代わってブラウンGPとなったばかりだったが、ボウルズはストラテジストとしてチームのチャンピオン獲得に大きく貢献した。

 チームはその後、メルセデスに変わったが、ストラテジストは引き続きボウルズが担当。2014年から8年間続いたメルセデスのコンストラクターズ選手権8連覇達成を牽引した。

 ボウルズが優秀なストラテジストであることは間違いないが、ストラテジストがチーム代表に就任するというのは非常に稀で、少なくともF1界では初めての出来事だろう。

 では、なぜウイリアムズはメルセデスのストラテジストに白羽の矢を立てたのだろうか。


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